箸休め的な雰囲気の為か螢多朗は危険な目に遭わないし夜宵も悪霊をぶっ飛ばさない。代わりに描かれたのは詠子のオカルトとの向き合い方
恐怖を愛する螢多朗を愛する自分。そんな第三者的な立場でオカルトを楽しんでいた己とて恐怖好きなのだと認識するまでのEP
命の危険を味わうなんて経験はオカルトに関わりたくないと思わせるに充分過ぎる体験。それこそ恐怖を愛していなければ
だからこそ改めて恐怖が必要だったわけだ。以前螢多朗が恐怖を覚えた首塚へ行く事で彼が怯える恐怖をどう思うか確認できる
けど結果はピクニックかのような明るい雰囲気。結局詠子も恐怖を愛する側であったわけだ
恐怖を愛しているなら恐怖を使いこなす事もできる。それが安奈の永久機関か…。アレを友達と言いつつ出来る詠子こそ恐怖の主
そんな彼女だからこそ次の恐怖へと向かえる。だからって受胎告知の家なんて曰く付きの場所に女性2人で行こうなんてその行動こそが恐怖だよ…
箸休めの筈が何が休みだったのか判らない、恐怖に満ち満ちた回だったね…