事前情報の時点で嫌悪感を覚えずに居られなかった受胎告知の家、噂に違わぬというか噂以上におぞましい家でしたね…
訪問者を儀式のため犠牲にする。明確に人の意志が伴うそれは容赦無いからこそ、少しの油断も許さない。それが尚更に恐怖を呼び起こすものとなっているね
前回、恐怖を愛するスタンスを明確にした詠子を恐怖のどん底に引きずり込む流れは凄まじい
一方で夜宵は良い意味でいつも通り。恐怖に竦む詠子の横で冷静に状況を観察していたね。状況を分析しているという事は攻略の鍵を探しているという意味であり、彼女だけを見ればまるで推理物を見ているかのよう
それでも、抗いようのない天使様の凶行。時を追う毎に悲惨な状況に追い込まれていく詠子の様は流石に絶句せざるを得ない……
まあ、あのような目に遭っていても事故物件ゲットの意志が揺らいでいない点は褒める他なかったりするんだけどさ
夜宵は元から超常的だけど、詠子もメンタルが鋼みたいになってきたな…