サザエさん時空みたいな作品で若手に属するキタサンがピークなんて概念を迎えると思わなかった…。でも思い返せばゴルシのピークが布石となったのか…
キタサンの突然のピーク、受け入れ難いけどその時が来てしまったという事なんだろうね
自分にはもう伸びしろは無い。その中で果たして何を成すか?という点が問われたわけだ
ダイヤから凱旋門賞に誘われ、ドゥラメンテの心意気に触発され、飛躍を志していたキタサン。けれど彼女は宝塚で大敗し。その後のトレーニングも思うような感覚を得られない
何かが足りない、何かが届かない。そんな彼女のモヤモヤにしっくり来る答えがピークだなんてね…
ゴルシはピークを認めて移籍を発表した。ならキタサンはどうするのか?無茶を承知で凱旋門を目指すのか、それとも諦めを選ぶのか?
そこで自分の夢よりも商店街の人達の願いを優先するのが彼女らしいね。お祭り娘としての矜持は応援してくれる人達を喜ばせる為の道を選ばせるわけだ
けれど肝心のレースはやはり思うようにいかず
クラウンとの激戦を制してG16勝目という栄光を手にした。けれど、そこに彼女が志した楽しいお祭り感は皆無で
息苦しい泥臭さばかりが目立つその絶望的な勝利こそ彼女のピークの象徴と感じられてしまったよ…