ここまでやれば満足だろ?と言わんばかりの豪華絢爛てんこ盛りの内容には脱帽ですよ
今の時代からすると、ちょっと古いように感じられる勇気とロボを組み合わせたフォーマットをあれ程までの豪速球でやり切ってくれたのだから素晴らしい!
元々イサミはそれほど勇気のある人物ではなかった。ブレイバーンの乗り手に選ばれて暫くの彼はその現実を受け入れられなかった
そんな彼がヒーローに成れたのは、偏にスミスの存在があってこそ。逆に言えば彼もブレイバーンも居なくなればイサミが勇気を失うのは当然かもしれず
ヒーローらしからぬ情けない姿、そこに再びスミスが現れるという展開は本当に熱い
イサミの支えであるスミスとて最初からヒーローだったわけじゃない、でもイサミを支える事で彼もヒーローと成った
スミスがいるなら、勇気の向こう側へいける、勇気を爆発させられる。それが合身となるわけか
そこからの展開は本当に熱さしかないね。まあ、変な笑いもちょっと起きちゃったけど
最終回は全員集合というお約束に則り非戦闘員までやって来るとは思わなかったよ。でもその皆の勇気を融合したお陰で最後に姿を現すはブレイバーンの新たな姿。
皆で勇気爆発!それはとても本作らしい光景ですよ
必殺技も大判振る舞いでスペルビアとの合体技も有ったりして
その上で死んでしまった筈のスミスが生き返るという展開まで見せられたらこちらとしては文句なんて何も言えないわけで
今の時代には珍しいタイプの作品だけど、それを満足行く形で映像化してくれた大張監督には感謝しかないね