Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
とても良い

咲はまことを特別に思えず、父から唯一の特別として扱われず。彼女を❝特別❞にしてくれる人は居ない
そんな咲が求めた本当の特別が遂に判明したけど、それによって今の咲はどうしたって望んだ特別は手に入らなくて、それを察してしまうから竜二が決断せざるを得ない内容が辛い…

父も誰も彼も咲の異変を気付いてやれなかったが、彼女を特別に思うまことは別。咲を一人にして置けないし拒絶されても関わろうとする
まことにとって今日は特別な日だと察して遠慮しようとする咲から言葉に表しきれない苦しみを出してやって、その上で抱き止めたまことは本当によくやったよ
ただ、タイミングが悪かっただけで…

竜二の特別はまことでも、まことの特別は竜二じゃない。それは男同士だからかもしれないし、友達だからかもしれない
竜二は竜二のままじゃ恋人に成れない
それでも、デートの際にはまことが似合いのプレゼントをくれるし、男二人の状況を気にするなら女装してくれる
まことの優しさは竜二が相手であっても変わらない

でも、それは恋人だけに向ける❝特別❞の優しさじゃない。そして、そのような優しさは竜二だって咲に向けている。特別を探す咲を恋人じゃない二人の優しさなら癒やしてやれる
また、まことのあのような拒絶が有ったのならば、竜二が無理を続ける理由はもう無くて
だとしても、まことを気遣う振り方をする竜二の優しさが痛い……



Loading...