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普通

姿も心構えも変わり以前よりも大きく成長したムドが登場した事で時間経過を感じさせる内容となっていたね
けど、同時に全く姿も心持ちも変わらない道錬や村から出た途端に昔のような言動を示した真介が描かれた事で必ずしも時間経過だけが人を変えるわけでは無いとも伝わってくる内容になってきたかな

回想当初時点でのムドは千夜と戦っていた頃そのまま。彼が大きく変わったのは道錬と出会ってから
その出会いは一目惚れかのよう。道錬の語る武に魅せられた時を契機にムドからは以前の粗暴さは消え仁義を意識するかのような人物に
その変化は時間経過というよりも何を内に取り込んだかという話なのかな

だとしたら、真介や村の闇も似たような話かな
人間ではなくお握り等を食す事で村に順応し真介への恩を感じるようになった。それこそ内に取り込んだ物による変化
だとしたら真介が村で過ごした時間が無かったかのように飲んだくれに戻り、更には闇に関する異変を聞いた際にあの頃の面影を見せたのは真介の中にはあの頃取り込んだものが変わらず残っているのだと推測してしまう

真介が内に残しているのは灼岩達と過ごした旅の日々だね。その時間はまだ彼の中に残っているからバリーを倒した事も昨日のように覚えている。あれから有った事も灼岩に報告したくなる
だとしたら真介の中では変わらぬ光景が有ったのに、時間経過の象徴かのように灼岩の砕けた姿が眼前に広がっていた時に彼が覚えた苦痛と絶望はどれ程のものだったのだろうね⋯



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