諦めていても授業が始まらなくても日々を楽しむ気持ちは変わらない
少々ファッションなる言葉が便利使いされすぎているようにも思うが、それによりクルミ達はあらゆるものを閉じ込める雪中でも楽しめた
ただ、雪を拓いた事で別のものも顔を出したようで
居残り組は随分仲良くなったね。アニクの感情は変わらず怪しいものの、クラス落ちしたと嘆いていた頃の影は見られない
同様にクルミとユズは初期の距離感は何処へやら随分と仲良くなった
二人は充分に意思疎通できるようになっている。だから難題にも二人で立ち向かえる
手帳魔法で対処できない魔素には古代魔法の出番。けれど夢を諦めようとするクルミはユズに押し付け
でもユズだって自信があるわけじゃない。だからこそ二人で立ち上がる必要がある
クルミの諦めをよそに成功した古代魔法、更にマ組に上がれるかもしれないチャンスはクルミの夢を切り拓くものとなるのだろうか?