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良い (4.4)

これまでは夏目が妖怪同士や妖怪と人の仲介を行なっていたけれど、夏目が風邪でダウンしたことで妖怪たちの行動や想いがよりはっきり描かれているように感じられた
中級妖怪がオオツノから薬草を貰い受ける代わりに要求された燈籠を全て立て直すのはかなり予想外だった。「からかい相手が居ないと~」等と言っているけど、中級達の行動がそれ以上の想いを視聴者に伝えてくれる。天井の染みの妖怪と同じように夏目に迷惑を掛けたり怖い思いをさせたりもしたけど、優しさを持ち合わせて居ないわけではなく。田沼たちも同様に欠席した夏目を心配してアレヤコレヤ言ってるのと同種の想いを持っていることがよく判る

中級達が渡した薬草が結局は人間には効かないものだと判って中級達はがっかりしてしまうけど、それを知らない夏目は真摯な想いで感謝を伝えている描写は良いね。昔の夏目は妖怪の想いを知らなかったために意思疎通はできなかった。今回も中級達の頑張りや薬の効き目を知っているわけではないが、それでも両者の想いが通じ合った一瞬ではないかと思えた



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