千鳥の生徒には話せない薫子との秘密の関係。これを問い詰められた凛太郎の返答が回答拒絶だったのはお辛い……
これ、言った方も言われた方も傷つくのだけど、凛太郎としては守りたい人を守る為の無理なのだから他に遣り様はない…となるのが余計に辛い
凛太郎は言いたくないと返し何も説明しなかった。それはコミュニケーションの断絶に思える。だというのに、話せなかった言葉に相手の意思を見出そうとする周囲が本当に温かい…
ただ、コミュニケーションの最初に言葉がある程度存在していた方が良いのは確かで
あの諍いの中でまだ言葉を発せられる方である朔がまず言葉に出し難い自分の想いを説明してくれるのは良かったなぁ。彼はまだ凛太郎との仲直りを諦めていないと感じられる
だから絢斗も凛太郎が口に出来なかった想いの欠片を代弁してやれる。そこにコミュニケーションの一端を見て遣れる
彼らは本当に良い親友ですよ
そして、凛太郎を最も近くで見てきた杏子の対応が本当に良かったなぁ…
彼女も凛太郎が言葉に出来ない悩みを抱えていると判っている。でも話すよう促したりしない。その代わり、凛太郎は話すべき相手には話せる相手だという信頼を伝える
これは何よりも凛太郎の苦悩を軽くしてくれるものであり、同時に最上級のコミュニケーションと感じられるね
あのように母親から最良の信頼を得られていると実感できたなら、凛太郎も朔達に秘密を明かす土台となるんじゃなかろうか?
杏子と同じように話すよう促したりしなかったのは薫子だね
最初のLINEでの遣り取りでは凛太郎が話した以上の事は感じ取れなかった。けれど、手を合わせた時の遣り取りで薫子は凛太郎の想いの欠片を感じ取った
薫子も杏子と同じように、話すべき事を話せる凛太郎に変われるよう元気付けている。彼女の優しさは凛太郎に丁度良いのだと感じられるね
そして、薫子の方には話すべき秘密を話す為に昴が。こちらはこちらで誠実なコミュニケーションを取る為に薫子と向き合っているのだと感じられたよ