相変わらず作りが上手い。喫茶店での会話時は背景のモブ達をに強調することで加藤の発言が印象に残りにくくなっているし、英梨々達が参戦すればもはや会話の中心のはずなのに会話に参加することも無くなる
倫也の家に行けば一対一なのだから目立つかと思えばそんなことはなく、そこには強烈なキャラ性を持った安芸倫也(平然とヲタ部屋に女子を連れ込む、リアクションや服装に無理難題を要求などなど)が居るわけで。どこまでも加藤恵が目立つことはない。それどころか倫也の部屋に何の抵抗もなく踏み込んだり泊まりも容認するなどともすれば尻軽と見られかねないほどに意思が見えない
そんな彼女が明確に個性を発揮した点と言えば、倫也にキャラが死んでいると言われて目が死んだ時とギャルゲーをプレイして「馬鹿にしたものじゃない」と評した時でしょうか。倫也は後で怒るけれど、あの倫也の趣味に少しでも理解を示したのは彼女がかなりの寛容さを持っていることの証拠ではないかなと思えてしまう