Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
良い

2クール目がマーチ主役のエピソードから始まるのは特別感が有って良いね
最初期こそオグリのライバルキャラというポジションで登場しながら、オグリがトントン拍子で出世してしまった為に置いてかれてしまった感のある彼女
それはレースに例えれば遥か後方に置き去り、なんて捉える事も出来る。そりゃサウザンもこちらを見ろと罵倒するというもの
マーチは此処に居るようで此処に居ない。そんな走りをしているように思われてしまう

故に彼女が出した結論が良かったな
マーチは此処には居ないけれど此処に居るかのようなオグリの背を今も追っている。どれだけ差を付けられようとライバルを自称する。それは無謀でも不格好でもなくライバルの正しい在り方
だからマーチの好走はオグリに届く。マーチに負けまいと彼女も先頭をひた走り、追いつきたい背中を追い続ける
その構図は何もマーチ、オグリ、タマモだけに留まっていない点が良いね。どのウマ娘も追いつきたい背中目指して奮闘している

故障中のチヨノも、ダービーを負けたアルダンも、戦いたがっているディクタも、焦りを抱えるヤエノも、オグリを意識して藻掻いている。また当のオグリも目指すべきタマモの背をブレずに追い続けているね
ここで面白いのは誰からも注目されていないクリークか。背を追う状態は言うなれば前を向く状態、マーチの目を見たがったサウザンは横を向いていた。だとしたら、自分の背を追う者を見る者なんて普通は居ないから誰が追っているかなんて気付かない
静かな雌伏を続けてきたクリークが遂に油断成らない強敵の1人として名を上げようとしているかのような前フリには次回以降の流れに期待してしまうよ



Loading...