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とても良い (4.7)

二階堂は兄弟子である島田を支えると共に迷いなく今島田が立つ場所に立つ自分をイメージしながら努力し続けているんだねぇ。でもそれ以上に零と同じリーグに入れたことが嬉しいのか

久し振りに幸田家の会話が描かれたけれど、養父はきっと零が賞金を幸田家に振り込み続ける本当の気持を理解しきれてはないのではと思った。養父は何度も香子が何を考えているかわからないと言うけれど、零に対しても同じではないだろうか?結局将棋を通してしか人を理解できないタイプなのかな

どうやら本作では河によって冷たい将棋の世界と暖かい暮らしある世界が分けられているように思う。そんな場所で香子と会話していたからかあかりたちと遭遇。この時、零と香子は橋の暗い影の中、あかりたちは暖かな陽の下と明確に分けられていたのが印象的。そんな両者を繋ぐのは心を込めて作ったお揚げ。将棋の世界に踏み込むのではなくお揚げを渡すことで気持ちや絆も渡そうとしているように感じられる。そしてそれは暖かい暮らしの中から登場した食べ物だから香子が気に入るのもある意味当たり前だよね

以前宗谷が登場した時は「神様の子ども」なんて大仰な二つ名だった。けれど今回は人間的でない、むしろ悪魔のように描かれている。この時点で視聴者は島田に肩入れするような状態になっているから、こんな描写をされれば嫌でも宗谷を恐ろしく感じてしまう構成に驚き
島田は無事故郷にたどり着けるんだろうか?



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