内乱によって穢れが増え国は疲弊、それによって苦しむ人達を救うためにアリーシャが行動すればバルトロは襲撃してくる。そして穢れが更に増えていくと……。アリーシャはそんなどうしようもない構造を理解していながら信じる道を進むことを辞めないアリーシャはとても真っ直ぐ。それに付き従う部下たちも相当なものですが。
それにしてもハイランドの状況は酷いね。王は事態を理解していないし、バルトロは邪魔者の排除しか考えていない。アリーシャを襲撃した兵士たちだって竜巻によって被災したばかりの町で平然と戦闘できるなんてどうかしてる。
レディレイク奪取作戦とは大きく出たね。正義の線引を求められたアリーシャはそれでも誰も死ぬことは許さないと表明。反逆者に近い立場なんだから平穏無事に済むわけではないし、ここまでの状況でバルトロだけが悪人なんてこともないだろうね。それでも正義のために殺しても良い人間なんてのを定義しだしたらそれこそ悪と変わらないわけで。とてもアリーシャらしい選択に思えた