モカの心情が描かれるのは初めてだからか理解するのが大変だった。
モカは麦と自身を王子様とお姫様に例えていたけれど、妄想するだけでなくティーカップセットを手入れしたり、服もそれっぽいものにしたりと努力は行なっていたのか。中学のデートも相手を覚えていないほどなのにお洒落をしていたりとまずは形から入るタイプだったのかな?
今回麦とデートしたコースは多分モカの理想を体現したものなんだろうけど、麦が映画を気に入るか気にしたり無理に笑顔を作ろうとしたり(これは自身の思い出も美化したかったというのもあるだろうけど)と、モカは麦に理想を押し付けるような面が目立っていたけれど、ちゃんと麦の気持ちも大切に考えていたことが察せられる描写だった。そもそも心理描写で天使の姿をした自身を振り切って求められることを求めたということはそれまでは自制してたってことだもんな
でも麦もモカを大切に想っていたからこそモカを抱くことができなかった訳で……。つまり麦もモカには自分とセックスしてしまうような存在ではなく、お姫様のような存在で居て欲しいって理想を押し付けてしまったわけだからなぁ……。ある意味どんな行為よりも残酷だよ
花火はタクヤを遂に見限って鳴海への告白に動き出す感じか。タクヤに近づいた理由って茜から男を奪い自分の価値を高めたいとの感情からだったけど、タクヤって麦と違って茜に執着してないんだよね。だからそもそもの方法と目的が間違っていたと言うべきか、ようやくまともな方向に修正されたと言うべきか。
でも話数的には半分過ぎた程度なんだよな~。雰囲気的には最終回へ向かってという感じだけどまだまだ波乱含みの展開なんだろうな…