ちょっと風変わりな最終回かも。まあ、普通に10月から続きやるみたいだけど
高校二年生になって新しい変化が訪れるかといえばそんなことはなく、林田とはクラスが分かれてしまうし、二階堂とはよくて新人戦の決勝でしか当たらない
でもそれは決定的な離別ではないから、二階堂はすぐに零の元へやってくるし、林田も零の寂しそうな顔を見て走り出す。これは零が人と関わることを辞めなかったからこそ訪れた一つの風景なのかなと思える。そしてその風景の続きとして将棋部を作ろうという林田の提案は素晴らしかったなぁ。何故二年目になって?との疑問はあるかもしれないけれど、二年目だからこそ出来ることなのかなと思えた
でも流石に放科部と合体させてしまうのは予想外過ぎた(笑)
Bパートの回想では生きるために将棋を始めた零が手に入れたものを示しているんだろうか?
零のぼっちスキルには驚くばかり。対局相手が書かれた紙を魔法の切符と表現してしまうのは将来性が不安になる…。しかしその切符を握り続けたからこそ今の零の環境があり、共に研鑽する仲間がいるということなんだろうな
第二期があるとはいえ最終回で川本家の面々の出番がなかったのは少し寂しい。零の人間性を大きく変えたのが将棋であることは確かだろうけど、それ以上に今の零にとって川本家ってとても大きな存在になっていると思うんだけどなぁ。
しばらく3月のライオンの世界に触れることはできないのだから、最終回だからこそ零と川本家の絡みを見たかった気がする