誰にも看取られること無く逝ったルナールだけど、アリーシャの部下が見付けて土葬されたのは、前回の尽力へのせめてもの報酬か。おそらく誰にも理解されぬまま死んだ訳だけれど満足げな死に顔だったのは、悔いのない人生と思うことが出来たということだろうか?
ベルセリアの話がガッツリ出てきたけど、全くプレイしていない自分にはさっぱりな部分があるのは仕方ないか。アルトリコーダーがした選択、ベルベットがした選択。それらを知った上でスレイがどのような選択をするかが重要になってくる感じかな。
でもスレイの選択自体は既に車座になってスープを呑む騎士団の面々に表れているように思う。因縁の有った彼らがああして笑い合えた状況はスレイが目指す天族と人間の共存の第一歩になるのかもしれない。そもそもスレイとアリーシャの人望に釣られたとはいえ、天族や憑魔が見えない普通の人間たちがこんな僻地にまで大勢付いてきた時点で神威化や浄化以外の導師としての力が顕著になっていることを示しているのかな
デゼルはロゼが暗殺者になってしまったことに責任を感じていたんだねぇ。それでも「今俺はいい気分なんだ」「そのままで頑張れよ」と笑って逝けたのは、ブラドの理想に押しつぶされそうになっていたロゼが弱者の救済を自分の夢と捉えられるようになったことが大きいか。
デゼル消耗の原因である神依化は戦力を考えれば仕方のない事だし、あの局面で全くの犠牲無く遣り過す事も難しかったろうが、それでも犠牲無く戦いたかったスレイとしては忸怩たる思いが有るだろうね