10年近く連載している作品ということで所々時代を感じさせるようなノリがちらほらと散見される
安心と緊張が同時に存在する不思議
戦闘では突然髪の怪異に襲われても桐葉の敗北など想像してないような信頼を見せるが、同時に相手の少女(実際は男だったらしいけど)を傷付けてしまうのではないかと危惧する
かずやにとって桐葉は母と同じ匂いをしていることで傍に居れば安心できる存在では有るけれど、同時に同年代の女の子に見えるから近くに居ると緊張してしまう。これと似たような描写は随所に有ったように思う
だからこそかずやが桐葉に母の影を感じるのに対し桐葉がかずやを下僕と表現したことに違和感が残る。今後、その辺りの理由が説明されるのだろうな
桐葉というヒロインはかなり強烈な個性を持ったヒロインだね。戦闘面では怪異を圧倒する程の強さを持っていて、日常面ではかずやとの距離が異様なまでに近い。同衾したり、混浴したりとサービスし過ぎじゃない?
又、付喪神という和の属性を持ちながらプリンを好んでいたり、一般家庭の風呂に入っていても違和感がなかったりとギャップも中々
ただ、そんな本作で最も印象に残ったシーンは「17歳です!」だけど。あれは卑怯だよ(笑)