ファーティマが殺された背景があんな下らない理由だなんてね…
強者は弱者からすれば詰まらない理由で力を振るう事がある。だからシラは強者に取り入って生き残ろうとしている。それはそれで智慧の使い方
ならシタラはどうするか?ムハンマドの教えを思い出して自分の生き方を定める彼女の表情には力とはまた違った強さがあったな
力としては弱者かもしれない。でも智識なら強者に成り得る。たった一人で強大な力に対し復讐を誓ったシタラの智慧がモンゴル帝国をどう掻き乱していくのか楽しみですよ!
覚悟を固めたとはいえ、今のシタラは全ての智識を有する訳ではない。特にモンゴルについて学ばなければならない。その中でペルシアとは異なるモンゴルの智慧に驚きを覚えられるのは彼女の知的好奇心が為せる技か
でも、智慧は水平線の如くどこまでも広がり、そして場所によっても見え方が異なるものか
長春真人の授ける智慧は正にそういうもの。日食とは天の事象であるが故に誰にとっても等しい現象であるように思えてしまう。でも、日食の際にシタラが空ではなく地面を見て智慧を得たように、日食こそどう見るかによって異なる智慧を得られる数学的な現象であると判る。まさに世界は広い、観る物は多い
シタラはそもそも不老不死について確かめたくてあの場へ参じた。他方で彼女は不老不死を得たかった訳ではないね。あくまで智識として
シタラは不老不死に一面的な見方で焦がれているわけではない。他の見方を知った上で拒んだ。それは智者の在り方
だからチンカイも智識として賢者に相応のお返しをしたのか。チンカイが言うにはモンゴル国は若い為に学ぶ事が多いという。でもきっと長春真人とて老いた身でも学びが多いのだろうと察せれる作りは良いね
ならば、若い女性でありながら『原論』を求めたソルコクタニはシタラを通してどのような学びを得て、それを力とするつもりなんだろうね?