おお…ルディは遂に二人同時に……。彼の性格を思えば今までやっていなかったのが不思議なくらいの行為なのだけど、これってエリナリーゼのサポートやシルフィ・ロキシーが互いを想う心や遠慮が薄れてきた事で初めて成立する行為ではあったんだろうな
ルディがようやく手にした日常は彼の人生を顧みれば貴重な程に穏やかだから、あの光景が不変であって欲しいと願ってしまう。でも、そうした穏やかさは温かい変化を伴っているからこそ、不変であるように感じられるものなのかもなと思えましたよ
クリフとエリナリーゼの結婚式はまさしく温かな変化だね。あの光景を見て、ルディは自分達が形作った不変的な関係の温かみを実感できる
でも、温かいからと過ぎた変化を見逃してはならないわけで。かつては旅の中で家族の行方を気にする余裕もなかった彼が妹達の誕生祝いに気付くのは日常ならではの光景か
そして、日常光景だからこそ、ノルンとアイシャへのプレゼント選びにも温かみが満ちる。…ついでにルディも自分の念願を叶える姿には思わず苦笑してしまうけども
日常の中に居るから、ノルンとアイシャを驚かせる算段も日常的行為によって。ロキシー以外した事がない釣りだけど、それだけに日常に温かい変化、ロキシーとノルンが仲良くなるきっかけを齎す行為となったようで
そうして心が温まった後は更に温める祝杯を。異世界に転生して人生をやり直し、新しい家族に祝われたルディが今は妹達を祝う立場に。そこには確かにパウロは居ないかもしれない。でも、父が願った家族の笑顔がそこにはあるし、ゼニスも少しずつ回復している
パウロに育てられたルディが形作る家族の光景に大切なものがこれでもかと詰まっていて、改めて彼が手にして日常の貴重さと温かさを感じられる内容でしたよ…