本作はルディ(前世の男)によるやり直しの物語。悔いを残した行いを別の形で向き合い成長とする。そう捉えるなら、確かにサラとの別れは悔いが残っていたと言えるわけだ
てか、突然のスザンヌ再登場には驚きましたよ。あのパーティとはサラの件により破綻したけど、エリスと別れた直後のルディが落ち着ける場所を見つけられるかもしれなかっただけに行方が気になっていたから、スザンヌ再登場はあの頃を少しだけやり直せるようなもので、そして彼女が登場したからにはサラが登場するのも当然で
こちらもやり直しの機会となったわけだ
ただ、再会するなんて思ってもいなかったルディはサラと向き合う準備もない
そこで周囲の女性陣が良い補助をしてくれたね。後にルディはシルフィ達を窮地を救ってくれる存在と褒めたけど、サラと向き合う際にもそれは発揮されるね
ルディ一人では後悔あるサラとは向き合えなかった。だからシルフィの言葉はルディにとって救いであり、自分の不誠実を自覚して動けるなら彼は成長しているという証でもある
そして、成長しているという事はわざわざあの頃に戻りたいとも思わずに済む
ルディはサラとの関係をそのままの意味でやり直したいわけではない。ただ、気持ち良くない別れ方をした関係を気持ちの良い別れに変えたいというだけ
それはサラも思っていたというのは良いね。彼女もルディとの別れに後悔があった。彼女にとっても今回はやり直しの機会
恋は正しく始まらなかった。後悔を含んだ時間や関係を正しく終わらせられたサラの表情は気持ちの良いものでしたよ
情けないルディはシルフィやロキシーの力を借りて新たな人生で様々なやり直しが出来る。それは彼女らに寄り掛かっているというだけになっていないのは二人の表情を見れば判る事。3人は愛して愛されているね
と、こうして過不足の無い関係を築け、そしてルディの後悔の一つが清算されれば思い出すのはエリスの事。彼女ってルディの隣に相応しい存在になる為に、そしてオルステッドを倒す為に修行しているわけだけど、その間にルディが家庭を持ったと知ったらどうなってしまうのだろうね……
今後訪れるだろうエリスとの再会は本物の修羅場となってしまうか、やり直しの機会となるか。全く想像できませんよ…