今回は他者や集団から外れている事を良しとするか、それとも許容するのかという話だったのかな?
材木座の相談を単純に「感想が欲しい」であったと取るならそこまでの話だし、もしくは「普通」の枠から外れた材木座をどうにかするという話であったなら解決はできていない。
しかし、後者の方向で見るのなら八幡は材木座の在り方を肯定し、最後には一緒に準備運動をしている。そういった意味では今回の相談は無意味ではなかったと言えるのかな?酷評されたら死ぬぞと宣言していた材木座が三者三様の酷評を受けながらも朗らかな顔が出来たのは、材木座の在り方ではなく作品内容に対しての批評を三人がしたからなのかな
結衣が優美子や葉山を中心としたグループに居るのは無理をしているわけではないが、他にも付き合いを持ちたいと思った時には遠慮をしてしまうくらいには見えない壁というかルールがあるのかな。だからこそ八幡や雪乃のような遠慮のない関係性に憧れてしまうのかな
ただ、あのシーンって優美子の問い詰め方も悪いけれど結衣の歯切れの悪い物言いにも落ち度は有ったわけで。それが最終的に言いたいことを言えたのは、八幡が一度は立ち上がろうとしたことや雪乃の介入が有ったからだろうね
まあ、結局のところ檜山さんの全力全開ヴォイスが最も印象に残ってしまうような回だったのだけれど