前回の話から期間が開いての最終回になってしまったのはちょっと惜しい
4人の天族の力を借りてもヘルダルフの穢れを祓うことはできなかったのか。それだけヘルダルフに蓄積された穢れが多かったと見るべきか。ただ、その後ヘルダルフに穢れが集まっていく理由として、人は穢れと向かい合い成長するように世界も穢れをある程度必要としているとの推測はどうにも唐突感があるような。
世界が必要とした穢れの集約体が災禍の顕主であるならば、それを祓うべき存在として世界が用意したのが導師であり、そうやって世界はバランスを取っていると解釈すれば良いのかな?
だとすれば時間をかけたとしても災禍の顕主が浄化されてしまったらそれはそれで不味いことになるのでは?と邪推してしまう。それともこれまでが多すぎただけで、アイゼンとエドナが言う様に適正量の穢れと何となくの平和が丁度良いということなんだろうか
エピローグでの描写では人々は天族を敬うようにはなっても見えているわけではない。穢れと同じように人と天族も距離は有っても離れているわけではないくらいが良いのかもしれないと何となく思った
スレイがヘルダルフと共に封印される展開は驚きだが、割とあっさり戻ってきたのも驚き。
アリーシャとロゼの髪が長くなっていたのはスレイが戻ってくるようにとの願掛けかなと見ていたら、ミクリオまで長くなっていたのは笑ってしまった。あれじゃまるでスレイにとってミクリオが色々な意味でベストパートナーみたいじゃないか(笑)