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普通 (3.3)

川崎への対処法を尽く外しているのが印象的。
猫を勧めようとすれば猫アレルギーと言われ、先生をけしかければ返り討ちに。葉山の爽やかフェイスは効果がなく、雪乃がアルバイト先への年齢鯖読みを仄めかしても逆に実家のことを持ち出される。更には無関係のメイドカフェに寄っていたことを考えれば今回の話がどれだけ見当違いな方向を探っていたかが判る
そもそもの相談内容も姉が不良化したのでは?という勘違いに始まる。それらの勘違いの原因は結局のところ、相手と直接話をしていないことに有る。
最終的には小町を通して下の子から見た兄や姉への想いを知ることで、川崎はようやくの納得を得られる程に両者に会話は無かった。

そういった描写の先にあったのが比企谷と結衣のすれ違い。
比企谷は助けた犬の飼い主が結衣であると知ったことで、結衣が自分に関わる理由を知るわけだけど、ここで比企谷は不要な勘違いしないようにと自分を律しすぎてしまう。
あの時の飼い主が結衣であると今更知ったと伝えて、それへの反応を待っていればもう少し結果は変わったのかもしれないが、勘違いを恐れ過ぎた比企谷は結衣と会話せず自分の考えのみで判断してしまう。だからこそ結衣の涙という予想外の結果を招いてしまう

小町が言う様に全部自分の都合のいいように物事を捉えていればポイント高い結果になったのだろうけど、それをしなかったことで両者にとって大きなマイナスに。
これまで他人の問題を解決してきた比企谷にとって当事者となる問題が降り掛かる訳だけど、どのように解決するのだろうか?



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