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とても良い

ララがしている事って順序が逆なんだよね。誰かを好きになってそれが本当の愛だと知るんじゃなくて、本当の愛を求めて誰かを好きになろうとしている。しかも最初は好きになった先に”本当の愛”がある確信も無かった。だから、ルカに愛を感じたから好きになったのではなく、”本当の愛”の候補としてルカが最有力だったから彼に近付こうとしている
その関係は歪んでいる。今回はそうした歪さが前面に出てしまった印象。付き合うのも告白するのも全てはララの中から湧き出した衝動ではなく、”本当の愛”を目指す方法として教えられた遣り方。ララはルカに対してまだ愛情を抱けていないのかもしれない

温かな遣り取りを重ねつつも何処か間違った進み方をしているララとルカに危うさを覚えてしまいつつ、傍に居る茉里の様子も気になるね
彼女はいわば友人枠のような存在で、ララの地上での活動を支えつつ彼女と無二の友情を築いてきた。その意味では”本当の愛”の対象になるとはすぐには思えないが、ララとルカが仲を深める段に至りて別の気持ちや揺らぎを見せ始めたね
ルカやララが付き合おうとするなら応援する言葉を放つ。他方で、その際には相手の目を見て言う事は出来ない。顔を逸らしてしまう。彼女はララが誰かと付き合う道を選ぶ際に負けを選んでしまう

ララは家族を救う為に、そして泡になる恐怖から逃げるように”本当の愛”を掴もうとする。でも、それって独り善がりなんだよね。ルカは付き合えてもララを大切にしたいと思う、でもララはルカをどうしたいとかは無い。ただ心に宿る光の反応を気にしてしまう
告白前にララがモノローグで述べていた地上で得たものは本当だと思う。けど、ルカに向けた気持ちや言葉にどこまで”本当”が籠められていたかというと…
分かたれた道、変質したララ、衰弱するグレイス…。遂に激しく動き出したそれぞれは物語をどのように”本当の愛”へ導くのだろうね?



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