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良い

いわばルディのバッドルートが容赦なく描かれた回。サブタイトルは『日記』だけれど、モノローグや現在のルディによるコメントが差し込まれない為に、老ルディの記憶というより、ルディが何かを踏み外せば辿ってしまう物語を見せられている気になってしまう
彼の体験にはどうにも出来なかったもの、少し気を遣えれば回避できたものが乱雑に含まれる。しかし、そうした後悔なんて後になってから気付くもの。その意味では人生にやり直しも取返しが付くものもなく、過ぎ去る選択の日々を阿呆面で見過ごすのみ、という感覚を抱いてしまうね……

人生が崩れ出す一歩目であるロキシーの死はほぼ回避不能、救済方法入手の中でクリフが犠牲となるのも難しい。研究の行き詰まりにより死を選ぶナナホシも同様
けれど、シルフィやリーリャ含む家族、そしてエリスについては彼の弱さが招いた事象とも取れる
今話はバッドルートであるけれど、現在のルディが老ルディの日記を読み観測している物語でもある。ロキシーの悲劇を回避できた以上、彼と同じ人生はほぼ生じないため、参考になる部分は多くない
しかし、取り返しが付かない人生を「もっとちゃんと出来なかったか?」と悔いる気持ちは我が物と出来る
老ルディはルディであってルディではない、これから向き合わなければならない人生はそのようにしなければならないと、そう覚悟を持たされる話に思えたよ



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