再びの六天場モールで加藤とデートする倫也。あの日をやり直すようにまずは作戦会議から入り、混んでないのに手を繋いで走り出す。この時の二人のやり取りが素晴らしい。
結局安芸倫也一人だけでは立ち直ることは出来ず、加藤の助力が必要だったんだけど、かと言って加藤も一人だけでは変わることなんて出来ず倫也が引っ張ってくれたからこそ、ここまで来れたとも言える。そんな二人の関係性は最早夫婦すら越えているように思える
眼鏡のお礼にと帽子を買ってもらった加藤のリアクションが控えめながらも好印象。こうした触れ合いは倫也が初期衝動を思い出すには充分だろうね
坂での再起宣言と約束。約束の内容が一風変わっているなら泣き出した倫也への対応も加藤は一風変わっている。ここまでの関係性が構築され、二人はゲーム制作において掛け替えのない相棒の立ち位置であるはずなのに、加藤はこの時倫也に触れないし言葉もかけない。
二人の関係性は端から見たらどう見ても夫婦のようなものだけど、それでも加藤が倫也の傍に居るのは恋愛感情から来るものではないからなのかもしれない。それでも傍に居てくれた加藤はやっぱり倫也にとって最良のパートナーなんだろうけど
ホームでの会話。初めの部分は詩羽達から旅立ちの覚悟、倫也から送り出す覚悟を感じられて良い雰囲気だったのだけど、詩羽のキスで全てが……(笑)
あれじゃ英梨々が完全に噛ませ犬になっているじゃないか(笑) そんな三人の傍でしれっと閉まる新幹線のドアが旅立ちの雰囲気ぶち壊しに拍車を掛けているのがなんとも
ラストでは出海が入学してきた事で新しい始まりを予感させたけど、時系列入れ替えて六天場モールの話をしたってことは第三期は流石になさそうだなぁ
前期含めかなり楽しんでいる作品なだけにまだまだ続きの話を見てみたいのだが…