宇宙人の話が前回から続いた割にあっさりめに終わってしまったことに驚き。前回だけに纏めるには分量が多かったということなんだろうか?ただ、その御蔭でメインの話であるハイウェイ・スター編での二人の関係性がより面白く感じる。
チンチロリンのイカサマが判らないあまり自分の小指を切ってしまったり「たかが家が焼けているくらい!」と発言してしまうほどに仗助を嫌っているのに、ハイウェイ・スターの部屋に仗助が踏み込もうとした時には自分の命と引き換えにしても仗助を遠ざけようとする。仗助もイカサマして金を巻き上げることに迷いを抱かないような相手なのに、トンネルに戻ってくるし部屋にも踏み込んでしまう。
相手が自分の思い通りにならないから嫌っているんだろうけど、それは相手の良さを認めた上の感情でもあるんだろうね。
ジョジョの台詞でも有名な「だが断る」ってこの流れで出てくる台詞だったのか。流れの中で聞くと単純な拒絶ではなく命掛けの覚悟を感じさせるいいセリフだね
声優業界の裏トークを楽しむ作品だろうか。「この業界はおかしい」という台詞が再三出てくるけど、他の業界に比べたらまだマシな方じゃないかな?
主人公千歳のマネージャーが実の兄とは上手い配置。これからも続いていくだろうゲンナリするような裏トークに疲れた心にこの兄弟の信頼の上に成り立った遠慮のないトークは癒しになりそう
ただ、所々の演出はかなり好印象ではあるのだけど、ちょっとこの傾向の作品は好きになれそうにないです……
良い意味でこれまで通りという印象
妖怪から得た記憶でレイコのことを知りたいと思った夏目が苦手な親戚に話しかける図は彼の成長を感じられたなぁ。
今回登場した妖怪は色々変わっている。妖怪なのに世話焼きでどんぐりが好きな点が体の大きさに似合わぬ妖怪だったり、人形を大切な友達と形容する割に汚れた途端に「大切な友達」と認識できなくなるカヤツボとか。ただその両者に関わったレイコも負けず劣らず変わり者だよね。あんな森のなかに居るのも変だし少女の人形を届けられなくて結局は自分に手を出そうとしたカヤツボに預けてしまうし、助けてくれた妖怪の名前を奪ってしまうし。気の毒とかいつも一人とかその表現はレイコをよく表している気がする
夏目も序盤はそんな感じだったけど、彼の言う「大切な宝物」が沢山増えたことで変わったよね。レイコが名前を奪うことで関係を断ち切ってしまった妖怪に対して饅頭を手土産に会いに行くことで新たな繋がりを作ろうとしているようにも見えて、何とも良い話でした
アムロがパイロット席ではなく、技術書の間にマチルダの写真を挟むのは彼が根っからの軍人ではないのだと暗に言っているようで面白い。でも今回脱走するのはアムロではなくカイ。また、味方が攻撃を受けているのを見て走り出したり自身が軍属であることを示してバイクを拝借するなどこれまでのひねくれ者な発言が嘘のように好青年的な行動ですね
ミヒロに対してもスパイであることを見抜きつつ彼女が守ろうとしているものを理解して情報を渡したりなどもカイの新たな一面が見えた気がする
シャアの戦闘復活はまだまだか。焦らすな~
魔女と言えば箒に乗って空を飛ぶイメージが強いけど、あの裾が危なそうな服で銃器に乗るのは中々にインパクトの強い絵面ですな。冒頭では枝に乗っているし今回は銃器だっただけで魔力みたいなものを流し込めば何でも乗れるのかな?
皇女のフィーネは国の危機があるからとはいえ率先して客車の屋根に乗ったり川に飛び込んだり自らを交渉材料にして派兵を要請するなど行動力が凄まじいね。
舞台がヨーロッパだったり思いっきり西暦を使っていたりと国名はいじっているけど、基本的には第二次世界大戦の流れを踏襲する感じなんだろうか?
新OPは第四部第一期のOP路線のオシャレさでありながら物語の終盤に向けて勢いもある感じですね
吉良改め川尻は自らの内側の衝動を抑えられそうにないけど、静かな日常を愛す吉良にとって流石に奥さんを殺すような展開は避けたいのか。ただ、天井の監視カメラがどう考えても一波乱ありそうな予感をさせるが。唯一の救いはどんどん以上さを醸し出していく川尻に対して奥さんが都合よく魅了されていることか
スタンドバトルが基本のこの作品でガチな宇宙人登場には驚いたなぁ。それを利用して知り合いにいかさま賭博を仕掛ける仗助にも驚いたが。このあからさま過ぎるイカサマに対して露伴はどう対応するのかな?