さながらお館様という裁判長を前にしてどちらの言い分が正しいか証明する法廷バトルの様相で面白い
あと、ちょくちょく可愛らしいコメント付ける蜜璃も面白い
裁判じみた遣り取りの中で柱達は様々な言い分で炭治郎の証言を否定し禰豆子の危険性を説く
その中には鬼に取り憑かれているなどの酷い発言もあったが、大まかには隊律であったり彼らが知る鬼の常識から反論する
それはこれまで数多の鬼を倒し人の生き死にに関わってきた彼らからすれば正論そのもの
禰豆子の無害さを訴えたい炭治郎は禰豆子は人を食わないし傷付けない。鬼殺隊と同じく人を守る為に戦えるのだと言葉を尽くす
けれど炭治郎が訴えるものは柱に無い価値観だから響かない。彼らに善良な鬼と悪い鬼なんて判別基準は無い
硬直する事態を動かしたのは証人として登場した鱗滝の手紙だね。
彼は禰豆子が人を2年以上喰っていない証言を補強し、それでも禰豆子が人を喰えば腹を切ると誓った
それは不死川が反発したように誰かが殺されてからじゃ意味の無いもの。
しかし、鱗滝や冨岡が腹切りに名を連ねたことは禰豆子が人を襲わない証明の後押しになる。
それでも納得出来ない不死川は強硬策へ。次回は傷付いた禰豆子が血を前にして、それでも不死川を襲わずに居られるか。禰豆子自身の無罪を勝ち取れるか見物だね