キャラクターの心理描写をひたすら語る回。シンジ、綾波、アスカ、ミサトさんと。シンジは認められたい。他者の中に評価軸があり、他者の中に存在理由がある。それは人から幸せを与えてもらうのを待っている状態とも言える。綾波レイは偽りの存在。それでも人とのつながり、絆で形作られてきた。ただ、本当の自分は?そこは無意識的に避けている
人類補完計画について、ざっくりとした認識。心の空白が心の飢餓を生み出し、それが不安や恐怖を生み出す。そこで、心を一つにまとめて、お互いがその空白を補完し合うというもの。ここから、お互いの心にいるお互いが語り合い、曝け出す展開に。ミサトさんは「男」について。ミサトさんもまた承認を求め、心の喪失を埋めるため、刹那的な行動をしている。アスカとアスカの母はどうやら父に捨てられ、そのショックで母は精神を病み、アスカと無理心中を試みた。母は一人で首を吊った。みんなが嫌になった。独りで生きる。独りは嫌
見捨てないで、捨てないで、殺さないで
これが人類補完計画。ここからちょっとわからんが、要はこうやってお互いの心を強制的に曝け出して、そこから自分の選んだものがシンジにとっての事実という認識になるということなんか。それは数ある真実の中の一つ