毒を取り除き信頼を得ることで、逆に猜疑心という名の毒を流し込んでいくシタラの戦略と
一筋縄ではいかないボラクチンの底知れなさが印象的な回だった。
ラストのボラクチンがドレゲネだけを呼び出したシーン。ボラクチンの大きな影がユラユラと揺れている様子は、ドレゲネの不安の大きさと心の動揺を表していたように感じた。
このタイミングで入るサブタイトル「大カトゥン ボラクチン」も絶妙だった。
「シタラ、もしかしてボラクチンのこと勘違いしてない?」という視聴者の胸騒ぎとドレゲネの不安をシンクロさせ、
同時に、これがボラクチンが大カトゥンたる由縁なのだと感じさせる、演出だったのではないだろうか。
ボラクチン役のくじらさんの妖しい声音も雰囲気を引き立てていたと思う。
シタラが打った一手に対し、ボラクチンがどういった手を返すのか、続きのストーリーが非常に気になる展開だった。