サービス開始日: 2021-02-28 (1394日目)
主人公ご都合補正でシナリオ展開する作品。陰実やオーバーロードを薄めた作品。オープニングとエンディングの繋ぎ方が上手い。
終始シナリオがふわふわしていて、ドタバタ日常作品?、周りのヒロイン達が可愛いだけの作品な印象。周りの人達が勝手に勘違いして、主人公は静観するだけ。あまり主人公が動かないためか、面白味を感じなかった。OPはワンピース風のナレーションに本編予告、EDは「お願いマッスル」のリズム感で次回予告。凝った作りで良かった。
似たような比較対象の面白い作品が上にあるため、どうしてもシナリオ面の面白さに欠けていると感じた。
超タイトル詐欺、内容が幼稚、キャラデザが良いだけのペラペラな転生モノな感じで面白くはなかった。
”ひとりぼっち”なのは最初の1話だけで、それ以降はずっと人が付いていてどこが”ひとり”なのか。中盤の戦闘に関しては、A「デュクシ」B 「バリア!」 A 「バリア無効だぜ!」 B「なんだと!?」な感じで、小学生の妄想戦闘レベル。最終的にスタンピードを無理やり終わらせて、最終回にアンジェリカを紹介して心の蓋を開けるだけ開けてEND。ものすごく中途半端な感じでモヤッとする。終盤のアンジェリカの展開だけはまともで良かったが、”まとも”なレベルで良いとは言えない。
展開の起伏の無さ、ご都合的展開、ギャグセンスの低さ、恋愛要素皆無、エッチな要素皆無むしろ幼稚。高校生のはずだが全体的に知能指数が低い。戦闘も幼稚。良い所はキャラデザと作画のみ。
私が小中学生だったら楽しめたかもしれない。
序盤ネガティブから終盤にかけて幸せになっていく成り上がり系の作品とはまた違って、「負」を糧に最強を目指すダークヒーロー作品だった。
親の死、最弱のスキル、仲間の裏切り、いろんな苦悩がある中で、主人公がサイコパスダークヒーローというところが爽快で面白い。1話目は正直面白いのかどうか判別できなかったが、2話目以降から裏切られたことに臆することなく、何なら裏切り返すという容赦の無さと、「人間の汚さ」という所が非常に爽快に描かれていて面白かった。
まだまだ序章という形で終わったから、特に語ることもなく2期があるのかも期待薄だが、今後に期待したい作品。