近衛局ビル奪還作戦、立ちはだかるのはレユニオンの指揮官・メフィスト。彼の能力はレユニオン兵士を死なないゾンビのように操るもので、まるで部下を人として扱わない戦い方はそれだけ強固でもあった。
そこに単身で挑むチェンはというのは、そんな非道な戦いを本心では望まないだけにか、メフィスト相手にも苦戦を強いられる。手段を選ばない悪が正義を上回ろうという光景には、歯ぎするようなもどかしさと理不尽さがあった。でも、だからこそチェンも手段を選ばず、自らの命を削る赤霄の剣を抜こうとしたのだと思う。
しかし、そんな間際にロドスが駆け付け、アーミヤは「生きて成すべきことがあります!」と言って、チェンにその諸刃の剣を抜かせないための支援攻撃を加える。そして、一気に劣勢に立たされたメフィストはファウストに率いられて撤退。ロドスと近衛局にとっては敵を取り逃がしたものの、作戦成功を掴むこととなった。
そして、それはまさに正義の勝利を意味するものでもあったと思う。レユニオンの部下の命も顧みずに駒として扱うメフィストの強靭さに対し、チェンはあくまでも自らの犠牲で挑むという誠意を見せた。さらに、そこにアーミヤたちという別組織ながらも協定を結んだ仲間の援護で打倒した。こんか荒んだ世界でも、正義がまだ肯定される余地があるという光景には、希望すら見えてくるようだった。
やはりボスキャラが毎回逃げおおせるのであまり爽快感はない。
勢力構造が分かりづらくて着いていくのが大変だなあ。
軽い区切りですかね。
こう…うっすらとした背景しか見(察っせ)られないので、いまいち入り込めないのは相変わらずですね。
ひぃっ!中原麻衣さんだっ!とか警戒しつつ、ちゃんと仲間で戦いも一件落着でなにより。