199X年、世界は核の炎につつまれた!!
海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命が絶滅したかにみえた……。
だが…人類は死滅していなかった……!!
荒廃した世界の大地の上で、人々は希望を繋ぎ、
水や食料を求め必死に生きようとしていた。
しかしその願いは、暴力によって踏みにじられる。
この世界は、力だけがすべてを支配し、弱き者は蹂躙されるのみ。
そんな絶望の淵に、一人の男が現れる。
彼は胸に7つの傷を持つ、伝説の暗殺拳“北斗神拳”の伝承者・ケンシロウ。
婚約者のユリアを奪った宿敵・シンを追い、荒野をさすらう彼は、
虐げられし者たちの叫びに応え、希望の光をともしてゆく。
彼の前に立ちはだかるのは、世紀末の乱世を生き延び、
野心と欲望を剥き出しにした強者たち。
略奪と殺戮が渦巻く世紀末、
ケンシロウは人々の祈りさえ届かぬ狂った世界をその拳で切り拓く!
ムキムキの肉体の3D表現も見慣れたので違和感はそれほどない(だが目新しさもない)。絵作りは原作マンガの絵のタッチの再現を目指しているようだが、画面が暗い(肉体の変形や流血の生々しさを軽減するため?)。何度もアニメ化されている名作だが、今作ならではの売りが感じられなかった。
間に入るCMが『終末のワルキューレⅢ』なのだが、そちらの方が面白く感じられてしまう。『北斗の拳』のハチャメチャさの継承者は本作ではなく、むしろ『終末のワルキューレ』なんじゃないかな。