地球律とは、地球が「本来の姿」を取り戻そうとする力で、環境を支配する段階に進んだ科学の力(気象分子)と対立してノイズを生んでいた。終盤に向けた対立構造はわかったけど、物語をどう持っていくんだろう。前回も危惧したけど「メタルも希少分子も捨てて自然に生きよう!」なんて安易なオチに走るのだけはやめてくれ。
今回も物語は自然推しで、メタルを介した地球律の力はハルの身体をも回復させた。自然とは循環であり、終わりもまた始まりになるという点で「『頑張る』ことに遅いということはない」というテーマを補強してたけど…この点も正直安易な自然推しのオチに繋がりそうで危惧ばかりが膨らむ。