燕を自分たちを重ねて話すのが秀逸だわ。言葉一つ一つが繊細で綺麗だと思った。
燕の巣は雨も日も当たらないって言葉が印象に残った。ここのやり取りがきっかけになって、二人が足を踏み出すのだろうな。
とてもいいね、
他人のはがきが勝手に売り買いされる、というところが気になっちゃって仕方なかったけど
あきらの真っ直ぐな瞳が眩しくてつらい人生だった。
あきらも店長もそれぞれやるべきことがある。大体大筋で向かう方向が予想通りになってきた気がする。
あきらはやっぱ文化系じゃないんだよなぁ。だから、文学趣味の手垢が付いてなくて店長への眼差しが純粋でキラキラしていて、それがまたいい。
恋愛物というより、ふたりの人生の交差点を描く的な感じになってきた感ある。
2度目のデートはお互い緊張してすれ違いばかりだった前回と違い終始落ち着いたムード。いつの間にやらすっかり秋の空の下、季節の変化が互いを労わるような関係の変化にもリンクしているようで心地よい回でした。
気候のいい時の野外市、僕も好きなので夢中になる正己の気持ちよくわかります。ぎっしりと詰まった宝箱の中のようで集中していないとすぐ見逃してしまうんですよね。でもその結果置き去りで待たされても受け入れるあきらの良さったら…なんていい娘なんだろう。
このあきらという娘は直接的なアプローチは苦手なくせにこういうさらっとしたやり取りが自然で気持ちいいです。常に行間を読む、みたいな関係が心地いいので今のはるかのように言葉が欲しい時にはギクシャクしてしまうのでしょうね。SNSから仕切り直し、いいんじゃないでしょうか。
あきらが道を見失い途方に暮れていた時にそっと寄せられた正己の優しさに救われたように、今度はあきらが正己の心を優しくすくい上げる。間違いなくお互いに特別な関係になった筈ですが、果たしてこれが恋情なのか悩ましいところです。
「ツバメは知っている。雨の当たらぬ場所は日も当たらぬ場所だと。」
天気雨がとても綺麗で眩しい。
世界一短い手紙。今の子は「いいね!」だけで通じ合える。
店長の小説への思いと橘さんの陸上への思い。二人の関係が恋愛関係っぽくなくなってるような気がする。
古本市デート。?。!
古本市デート。世界一短い手紙。店長に挫折感を感じられないのは、ずっと前に諦めたということなのかな。飛び立たなかった店長と、岐路に立つあきらかな
ふたりの間にとてもいい空気が漂っているのが、観ていてわかる。
原作のエピソードをいくつか削っての古本市デート回、加瀬はともかくゆいちゃんのは漫画の後半につながってくので映像化しないって判断か。店長の全てを受け入れて肯定するあきらは健気だ。葉書に書かれた一文が何かと後ろ向きなあきらの気持ちに良い影響を与えてるといいけど。
ん、ちゃんとしてる。空気がちゃんとしてる。何処で締めるのか、原作も終わったが、単行本待ち。
燕の話は良いね。
現代文苦手な子が『それから』なんて選ぶかなぁ。店長は、女子高生のあきらにだいぶヤられてるね。
1文字でお互いコミュニケーション取れるとか
すげぇなぁ。
店長と古本市へ。
店長の文学への思い、ツバメに対する考え。
2021.08.19
本屋の品揃えを"棚"と称するところに玄人感
あきらは陸上、店長は執筆という空へ飛び立つんですかね。今までの飛行機の捨てカットは、空へ飛び立つの意味だったのかも。
短い手紙が成立する信頼をあきらがメールで確かめて、現代に再現。
ツバメの話、深い