海辺の町、日ノ坂町に暮らす高校生の行合なぎさは、小さい頃に祖母から聞かされた”コトダマ“の話を今も信じていた。願い続ければきっと叶う。悪いことばかり口にしていると、それが現実となって自分に帰ってきてしまう。それがコトダマなのだ。なぎさには3人の幼なじみがいる。ラクロス部仲間のかえで、お菓子作りが得意な雫、そして今は別の高校に通う浜須賀家のお嬢様の夕。でも、かえでと夕は顔をあわせるといつも口論になってしまう。なぎさは、かでのことは好きだけれど、キツい言葉を使って口論するかえでのことは苦手。それがストレスにもなっていた。
ある日、なぎさは使われていない喫茶店アクアマリンに入り込んでしまう。その一角にあったのはミニFMステーションの設備。出来心からDJの真似事をしてしまうなぎさ。ほんの遊び心だったが、偶然にもなぎさの”声“は放送されていたのだ。
その声を聞いていたひとりに矢沢紫音がいた。紫音は、母の看病のため日ノ坂町を訪れていたのだった。そして、なぎさはかえでと雫、紫音と一緒にミニFM・ラジオアクアマリンからの放送を本格的に始めることになった。8月に入り、ラジオ番組に詳しい中原あやめと、作曲ができる琵琶小路乙葉も加わりさらに、本格的になっていくラジオアクアマリン。ところがある日、アクアマリンが取り壊されてしまうことが明らかになるーー。
キービジュアルを見たときから観ようと思っていた作品(鎌倉にこんな建物あったっけって思った)。キャストは新人さんたちだけどそれぞれの声や話し方がキャラに合ってる感じで違和感なかったです、紫音役の三森すずこさんが効いてたのかも。ファンタジー要素があるのでこういうのが苦手な人は「はいはい」ってなっちゃうかもしれないけど、一方でアクアマリンの取り壊し回避という無茶はやらなかったところはおはなしとして良かった。キャラデザは好き嫌いが出るかな、美術ボードは夏になったら鎌倉行こうかなと思わせる秀逸な画。劇伴は「響け!ユーフォニアム」の松田彬人さん、挿入歌は結城アイラさんの作詞で音楽もとても良いです。
ほっこりいい作品。
すーっと溶け込んでくる内容でゆったり見れた〜
個人的には2017年に見たアニメ映画ではNo1だった。
最初は上映も少ないしアニメ映画だからとりあえず見ておくか程度の期待だったのでその反動が凄かった。
ちょうど30前後が食いつきそうなワードも多く、その世代前後で評価がわかれるかもしれない(古い機器の知識などで)。
少女たちが楽しく、時には困難に立ち向かっていき、流した涙の数だけ強くなっていくのを見ると青春は良いなと強く感じた。
多少無理なところがあってもそこを突っ込むのは野暮というもので割愛。
少女たちが繰り広げるひと夏の青春物語、良かったです。
隠れた名作
ヤバイヤバイヤバイ、クッソ面白かった...!!
適度にゆるくてほのぼのしてるし、作画は綺麗だし、キャラも立ってるし、すごくバランスがいいし。
ストーリーラインは、突っ込みどころは多めなものの、わかりやすかったし、終わり方も個人的に好きな終わり方だったし、もう、いろいろと良すぎた。
今夏の劇場版アニメというと、銀魂や、打ち上げ花火〜が話題だけど、その影に隠れた名作という感じ。観に来て良かった!!
とても癒されたので、明日と明後日の仕事頑張れそうww
公開中に間に合えばもういちど観に行こうかな!
ラジオをするお話。
王道なストーリー。
シンプルに言うと、真っ正面から生きようねって物語でした。
素直になれずに本心と真逆なことを口に出していたり、本音を言えずに秘めたままだったりでは、たとえ大切な人と本当は想いが通じ合えているはずでも、通じ合うことができない。ちゃんと本当の想いを言葉という形にすることで、初めてその想いは意味を成す。言霊とは、そういうことを指すような気がするようでもあった。
想いを伝える相手に対してもそうだし、その想いを抱える自分の心に対しても真っ正面から向き合うことで、言葉に宿った力・言霊が現れるということを、この物語は描いていたのだと思う。そして、そうやって想いや思いから目を逸らすことなく生きることこそが、願いや望みの言葉を現実に変えていく力をくれているように見えていた。
そういうキャラデザなのか作画が良くないのか分からないけどやたら半笑いみたいな表情が多くて表情から心情が読み取りずらく、イマイチ感情移入出来なかった。そのため主人公が泣いているシーンも正直「え?なんで泣いてるの?」って思ってしまった。
なぎさが夕は七光りではなく必死に努力してきたと熱弁するシーンがあるが、一生懸命やってきたということを強調したいならラクロスのようなマイナースポーツよりもっとメジャーなスポーツの方が良かったのではないかと思った。
単純に好みの問題かもしれないが主人公の声優が少し棒読み感があると思った。
雰囲気は良さげなのに自分にはイマイチハマらなかった。
ビジュアルがあっさりしすぎてて好みじゃなかった、あとはここで泣かせようとしてるのねというのを傍から眺めてる感覚に陥ってしまい冷めてしまった。
不思議ちゃんでバカ前向きでそんな彼女に押されてたどり着くハッピーエンドと。いろいろツッコミどころはあるけれど、勢いで突っ走る元気満点な大団円シナリオは嫌いじゃないです。高校ではこの辺に通っていたので、懐かしさに涙震わせていたら、母校の名前がEDロールに流れてびっくり。鎌倉高校はわかるけど、うちの母校はどこに使われていたのか疑問に思いつつ(見返してもわからない)、結城アイラさん流石の楽曲、雰囲気に残るさりげない存在感が素敵(^▽^)
びっくりするほどいい話でボロ泣きしました
最近見た作品の中ではダントツでおすすめしたいかもしれない
最初の歌入りBGMから始まったときは心配したけども、後半すべてが綺麗にまとまっていく感じがよかったです。若干のファンタジー要素が気にならなければたのしめるはず。