ランバラルはセイラ(アルテイシア)に遭遇して動揺したのが命取りになったのか……何という因縁。
ザビ家に囚われた幼いキャスバルとアルテイシアを救い出して逃したのは、ジオン・ダイクンの忠臣だったランバラルとハモンだった。
ランバラルは、元々ダイクン派だったし、ザビ家のクーデターでダイクンの勢力が消滅してからは、モビルスーツ(ザク)の開発を担当していたドズル・ザビの麾下にいるから、キシリア派のマクベからは半分敵視されているも同然。それでドムをよこさなかったのだろう。昔からザビ家の兄弟姉妹、特にギレン、キシリア、ドズルは一枚岩ではない。ガルマは末っ子の坊やで皆から愛されていたけど、それ故に甘さをシャアにつけ込まれた。
ホワイトベースの白兵戦では味方も何人か死んでいるはず。リュウも負傷した。このことが、アムロ、ハヤト、カイ達の心にどう影響するか。
ブライトも謎に反省する。アムロが不在の時の不安感。
4人が脱走。アムロの処遇に不満。やってることはアムロとあまり変わらない。どの口がいうw
ジオン内でも思惑、錯綜中。ランバラルの排除目的。
本格的な白兵戦。ホワイト・ベースでも犠牲者多数。
セイラさんの高貴感。セイラさんの素性が徐々に明らかになっていく。
アムロが戻ってきたら今度はハヤトやカイ達4人がいじけて脱走した。ランバ・ラルがホワイトベースに侵入してゲリラ戦を展開したが、少年兵やセイラ達を殺すことを躊躇い負ける
ホワイトベースを降りてもいい、と言ってしまうアムロは相当やさぐれてるな。それが後半なくなったのは戦闘が始まったから?アムロだけでなくハヤト達もやさぐれるのは意外だったけど。
というか今回は意外な描写が多かったな。あれだけアムロを批判していたブライトやリュウがなんだかんだアムロ復活を楽観視していたことや、ランバ・ラルが味方から完全に見捨てられていたこと、セイラと出会ったことをハモンに伝えられずに終わったなどなど。第20話だから話としても転換点だったのかな
部隊やMSを揃えた状態の戦闘よりもゲリラ戦を好むランバ・ラル隊ってこのガンダムの世界では異質な存在だったのかもしれない