これは、少し先の冬からはじまる物語。
志摩リンは故郷の山梨を離れ、名古屋のちいさな出版社に就職し、一人暮らしをしていた。
とある週末、ツーリングの計画を立てていたところに、
高校時代の友人・大垣千明から唐突にメッセージが届く。
「今、名古屋にいるんだが」
山梨の観光推進機構に勤める千明は、数年前に閉鎖された施設の再開発計画を担当していた。
「こんなに広い敷地なら、キャンプ場にでもすればいいじゃん」
そんなリンの何気ない一言から、動き出す千明。
東京のアウトドア店で働く各務原なでしこ、
地元・山梨の小学校教師となった犬山あおい、
横浜のトリミングサロンで働く斉藤恵那。
かつてのキャンプ仲間が集まり、キャンプ場開発計画が始動する。
キャンプでつながった五人が、今だからできることに挑む、
アウトドア系ガールズストーリーの幕が上がる。
癒し。それ以上の言葉は要らぬ。
大人ゆるキャン、キャラがいい感じにおとなになってますね、面白かった。
それと、相変わらずの飯テロアニメでした(腹減ったぜw
★★★★★★★★★☆
rated on myani.li
社会人になった千明がめちゃくちゃ可愛くなっててびっくりした
地元が出てたからめちゃくちゃ親近感湧いたし、悪い人がいない優しい世界
皆いい意味で何も変わってなくて、この関係がずっと続くといいね
社会人にこそ刺さるリアルな仕事の描写と、故郷の友達と疎遠になってしまう寂しさへの共感があった。
自分自身札幌から上京して東京で毎日働くことに対して最近憂鬱な気持ちになることも多かったため、
なでしこ達も同じようになってしまったんだなぁとしみじみ。
リンに関しては終電で帰っているとかいうガチブラック描写でつらい。
バラバラになった以前の仲間たちと再開して昔と同じようなことをするという展開が大好きなためじーんときた。
キャンプ場をみんなで作るという目標に向かって全員が努力する展開はとても良かった。
大人なって金銭的な余裕ができてたくさんのことができるようになったはずなのに、
大人になることで色々なしがらみが生まれ、学生の時のような自由ができないことに対してなでしこが言及する温泉のシーン。
あそこでかなりしんどい気持ちになりかけたが、なでしこはそれでも
「リンちゃんが教えてくれたようにみんなにキャンプ場の良さを知ってもらいたい」という熱い思いをもっていた。
そこでちょっと泣いた。本当にええ子や…
このシーンは一番印象に残っているかもしれない。
僕は社会人になって昔のような活力を失い色んなことに冷めてしまって諦めるようになったけど、
まだまだこれからよなって気持ちになれた。本当に勇気をもらえるシーンだった。
疲れた社会人にこそ見てほしい作品。本当に観てよかった。
とっても優しい気持ちになれるし、心から大好きな作品。ありがとうゆるキャン△
ゆるキャン△ 社会人編、どんな話かと少し緊張していたが、全くの杞憂だった……。良い。野クルの面々の社会人の姿、解釈一致すぎる。
大人になってできるようになることもあれば、大人になってもできないこともあるし、背負うものもある。ひとりではできないことでも、他者とのかかわりによって実現できることもある。
楽しさを伝えていくこと。リンからなでしこへ、なでしこからJKたちへ、etc. ひととひととの間での影響の連鎖の描かれ方。
「再生」。使われなくなったモノたちを復活させることも、かつてあったにぎわいを取り戻すことも、野クルの面々のつながりが再び生まれたことも……。キャンプ場がまた誰かの再生の場になっていく。
「なんだか、長いキャンプをしているようだった」。無性にしんみりしてしまった。野クルの面々にとってのキャンプ場づくりに相当するなにかを、いち視聴者である自分も見つけなきゃ、などと思ってしまった。
とても良かった
あえてほぼ前情報なしで観に行ったので社会人になった後の話だと知らず最初は戸惑ったが、蓋を開けてみればそんな心配がアホらしくなるような素晴らしいアニメ映画に仕上がっていて良かった。
大人になってできるようになったこと、変わったこともあれば全てができるわけでもなく、変わらないことや変えられないことの方がやっぱり多い。
各キャラクターの人とのつながりや成長をじんわりと感じられる中、変わらないゆるキャンらしさが同居していて見ていてすごく心暖まる仕上がりだった。
いつまでも5人でキャンプしていてほしいなぁ。
映画になっても、大人になっても、それでも変わらないもの。『ゆるキャン△』に求めているものがちゃんとあった。これを見に来たんだよ ってものが見れた。
鑑賞している最中に何度も笑顔が溢れてしまう、そんな素晴らしい作品だったよ
本編においては学生故に金銭面での問題があった野クル部の活動。大人になった事でそういった制限から解放されたかと思いきや次に伸し掛かるのは時間や空間の問題
それぞれの時間や趣味を尊重しつつ遣りたい事が重なれば一緒にキャンプに行っていた面々も住む場所が異なり仕事も抱えれば簡単には会えない。序盤で「○年振り〜」なんて台詞が幾つもあったように距離は遠くなってしまう
まあ彼女等の場合SNSでの愉快な繋がりが有るから、離れ離れな印象も薄いのだけど
それでも一緒に居られる時間や空間の尊さには敵わない。そこで彼女等にもう一度一緒に居られる理由として与えられたのがキャンプ場開発ですか
子供時代は制限が有りつつも楽しめていた趣味。大人になったら拡張され更に楽しめる様に
あのキャンプ場開発はその拡張された趣味を思う存分に開放するようなもの。だからアイディアには自分の好きな要素を盛り込んでしまう
そこで素晴らしいのは自分達の楽しみを優先するのではなく、その楽しさを他者も共有できる形にしたり、仕事に活かす場面もあった点だね。だから野クル部以外も巻き込んでいく力が生まれる
本映画が多くの取材協力を得る形で制作されたように、劇中でのキャンプ場開発も大勢の人に助けられて形になっている
ただ、難しいのは協力を得ればその分だけ、思いも寄らない要素が入り込んでしまう点なのだろうけど…
5人で始めた開発が5人で収まらなくなってしまった。それは趣味の延長として始めたキャンプ場開発時間が仕事時間を圧迫しかねないものになってしまった面からも言える話
でも、仕事だって助け合いや人からの影響で好転したりする。なら趣味のキャンプ場だって同じこと
ここで5人が初期衝動を思い出すかのように、物語の序盤で起きたイベント、カレーラーメンや室内の不審者、喋る松ぼっくりなどを通して、やる気やコンセプトを持ち直すシーンは本当に良かったよ。本映画がTVシリーズで描かれた日々の延長線上にあるのだと実感できた
キャンプ場のコンセプトが『再生』なら本映画のコンセプトもきっと『再生』
仕事や成長によって一緒に趣味時間を取れなくなっていた5人が再び趣味時間・空間を共有するようになる物語。だから主目的のキャンプ場も異なる要素や様々な年代・家族が時間や空間を共有できる場所となっていくわけだ
キャンプを楽しみたいという趣味から始まったリン達の物語。それがああして大勢が楽しめる場所として結実し、再び5人が集結する理由と約束となった。それを思うと本当に心が温かくなりますよ!
いや、本当に良い作品を見れたね
みんな社会人になってキャンプ場作り。
どういう経緯からだろう?って思ったら納得感がそれなりにある感じだった。
ちくわのお手柄で右往左往するハメになるとはw
もっと社会人の辛さ的なのでるかと思ったけど、そんなでもないとこがゆるキャンぽくてよかった。
住居跡とかあんな感じで大丈夫なんだろうか?
一応屋根あるけど雨ざらしになりそうだけどw
恒例のキャンプめしも美味しそうだった。
OPの入りがしまりん団子の歴史で草。
このパターンなら原作をどこまで2期でやっちゃったかわかんないけど、溜まったらそのまま3期とかもいけそう。
おじいちゃんは亡くなっているのかと思ったけどそんなことなかったわw
楽しい2時間だった。