とてもあったかくて切ない優しい世界のお話だった。
最後はほろりと涙が流れた。
さりげない伏線と、鮮やかな回収に思わず唸った。
結末の捉え方で、悲しいのか心が温まるのか分かれてくるんじゃないかなとも思う。
とても良い映画だった。
また観たい。
不覚にも涙腺に来た
可愛くて優しいお話だと思いました。
普通に泣いた
ナレーションに「あーあ」とか言われると
共感性羞恥とかで残念がっかりやっちゃったなあ…って
悲しく凹んじゃうのでナレーションは要らん
ふわふわほんわかしてると思いきや意外とシリアスというかちゃんと心に訴えかけてくるもののあるよい作品。
全体的に劇的という訳ではないが、仲間の印が散っていくところなどなかなか残酷。ひよこがこの僅かな思い出を良しとして別れを受け入れるのも個人的に来るものがある(子供がそんな覚悟をしなければならない世界など間違っている)。全ての優しさが実る訳ではないが、それでもできる事をする。そう考えると見た目に反して非常に現実的であり、また強くもある。
中盤すこしダレた感はあったけど、全体的には良かったです。
これは、ハッピーエンド…かな?と、ちょっと引っかかるラストではあったけど逆にそこが良かった。
予想に反してとても面白かった。女児向けキャラ物だと高をくくって見に行ったけど、いい意味で裏切られた。すみっコぐらし自体ほとんど知らなかったけど、知識ゼロの状態で見に行っても大丈夫なように構成されていて安心した。
公開1週目の土日で話題になってるのを見て、この流行りに乗ってやる!という気持ちで見に行ってしまった。
“ 泣ける ” らしいという前知識を入れてしまったため100%純粋な気持ちでは観てない気がするのであれだけど、なるほど可愛いキャラクターだけで押し通す “ゆるふわ・癒し” だけではない映画だった。
すみっコぐらしグッズ集めたくなった 。
大人も感動できるみたいな話を聞いて見はじめてみたが、あまりにつらすぎて開始10分で一度中断した作品…すみっコたちに音声はなく、セリフは映像上に字で表示される…そしてツッコミとも説明ともセリフの読み上げともつかないナレーションが頻繁に入って展開が補足される。音声だけ聞いてても何が起きてるかわからないし、ナレーションも中途半端で、映像作品としての楽しみ方が難しい。アニメーションというより、大人から絵本を読み聞かせされているのと似た体験で、そのナレーションの質もあまり高くない。そもそも、映像表現から何を汲み取りどう感じるかはこちらが決めたいのに、勝手に感情や状況を解釈して押し付けてくるのでひたすら不快であった。
ストーリーもあってないようなもので、冒頭から長尺取って一人ずつすみっコ紹介が口で説明されたりして、話に引き込むような展開になっておらず、最終盤まで終始退屈であった。最後に若干心暖まる話はあるが…全体の厳しさを覆すようなものではない。そりゃ、大人になってから大人に絵本を読み聞かせされても苦痛なだけである。
映像は安定しているが、面白みのようなものはまったくない。10分ごとにもう見るのやめようかと真剣に悩んでしまう、そんな(悪い意味で)レアな作品だった。私にはまったく向いていなかったが、小さなお子さんの映画デビューには良さそう。