◆作品No.28/◇鑑賞No.36
<視聴日>
視聴 2023.2.17
<評価:A>
感想:https://note.com/lovemoon56/n/ne857b23baf1c
「あの日の彼女たち」に比べ、クオリティにはばらつきがあったようにも思うけど、なかなか面白かった。もっとチャレンジングでも良かったとも思うけど。
まだ見てないなら、次は「22/7 計算中」を見てほしいね。(現在Season5)
わりといいか
キャラクターの掘り下げ方がよかった。ニコルとみうの関係性が好き。
人権問題について深く考えさせられる一作。
第一に声を大にして言いたいんだけど、幼少期からナナニジメンバーの生活を監視しているのはさすがにダメすぎでは?倫理的にヤバいことを平然とやっているのは人としてどうなんですかね?もはや人権がない。壁関係の謎がうやむやすぎるせいで、不安がぬぐえない。彼女たちの今後が心配である。新しい挑戦とは言うが、いくらなんでもやりすぎ。というか壁とかいう設定がおかしいんだってば!!!
キャラクターの個性を裏付ける手法として、過去の出来事とそれを経た現在への反映は良かった。特にジュンのエピソードは同じ境遇で亡くなってしまった友人と、それに応えて彼女が明るくなるのがグッときた。ただその反面、アイドルとしての活動があまり描写されていなかったのはマイナス。瞬く間に人気になっていったせいで、視聴者である私と作中ファンとの彼女たちへの評価に乖離を感じた。やはりどのようにして人気を得たかの過程は、たとえ壁に服従しているとしても必要だったと思う。彼女たちがアイドル、というかナナニジを続けたいという思いはこの経過によっても変化するはず。アイドルものとして楽しむためには、ライブシーンはもちろんのこと、練習シーンももっと欲しかったところ。
作画およびキャラデザは良かったと思う。特に4話くらいまではよく動くし、顔も可愛かった。
声優たちの演技に拙さを感じるが、むしろそれが癖になるかも?
6話の脚本が酷すぎたのが惜しい
プロモーションアニメ?とか思ってたけど、
他の色々を知らなくても思いの外楽しめたわけで。
同時期に放映となっていた推し武道しかり、アイドルアニメが乱立する今、
これだけの質量を伴ってアニメ化されたのはなかなかなのでは、と。
正直、リアルワールドのアイドルに疎いので、どれほど、ナナニジがキテるのかわからんが。
ユーチューブでナナニジって検索してもいいかな、って思えるくらいには、このオタクは思っているわけで。