嘘による裏切りが多数発生した前回、それに続く今回は裏側に隠れていたあれやこれやが表に出てきた回だったように思う。
皇帝が己の野望のために動き出すに加え、アーニャの中に潜んでいたマリアンヌの出現、C.C.の復活、シュナイゼルのクーデター、ナイトオブワンが隠し持つギアスと盛り沢山
その中でもスザクの変化は群を抜いている。
これまで正義として有るべき理想を胸に抱いていたスザクがフレイヤによる大きすぎる犠牲とそれにより黒の騎士団が停止した事態を前にルルーシュのように「必要なのは結果だ」と言い切る姿は別人のよう
元々戦争を止めるために父親を殺し、その後もブリタニア軍に入り込み戦い続けたスザクが綺麗な存在な訳がない。ずっと彼は矛盾を抱えていたのにそれを理想や美学により押し潰していたが今回のフレイヤにより遂に彼の本性が現れたわけだ
ただ、変化があまりに突然過ぎて見ているこちらは少しついていけない部分があるのだけど。それでも、彼がようやくこの物語においてルルーシュに並び立つもう一人の主人公になったように感じる
そしてスザクが裏返れば、これまで裏側に居たルルーシュは表返ると
黒の騎士団を失いゼロとしての立場を失った彼が素顔のままに謀略を重ね皇帝を追い詰める姿は痺れる
スザクも結局ルルーシュと同じなのか。「なぜ助けなかった」
マリアンヌはアーニャにギアスをかけて体だけを乗っ取っているという解釈でいいのだろうか。マリアンヌがC.C.の記憶を戻したのか。
いや、扇。お前今まで何もしてない、、
スザクは、1期終盤のように、現実が大きく変化して自分の美学・人生哲学で対応出来なくなったら、急に露悪的に振る舞い始める。自分が罪をかぶって悪の権化を殺せば全て解決という考えは親殺しの頃と変わってない。そこら辺の勘違いをナイト・オブ・ワンが指摘してた。
C.C.はあっさり復帰。ルルーシュへの気持ちが理解出来なくて、自閉モードになってたのかな。
マリアンヌはギアス使いだったみたいで、アーニャを依代にして顕現。ルルーシュはマリアンヌを母親として捉えているけど、彼女自身は一人の人間として自分の欲求に正直に動いてるように見える。
扇は「俺達は騙されていた」と被害者・弱者アピールをして、ゼロに対して何をしても良いと考えている。ぬるい。
ルルーシュはササッと立て直して、皇帝の閉じ込めに成功。でも「指示通りに動け」というギアスはズルくない?コレじゃ何でもアリやん。
すごい展開だ・・・・
ルルーシュのお母さんお茶目すぎるなぁとか思いつつ、ギアスがあれば即席軍になるから便利だなぁ。
これはルルとスザクが国王陛下討伐という意味で目的を一にしたということなのか?
マリアンヌが現れたけど、これはC.C.の記憶が戻ったということ? なんかまたややこしくなってきたぞ!笑
なんか色々すごいことになってきた…!
最後の皇帝を閉じ込めて啖呵を切るルルーシュカッコいいけど、どうなるんだ…!?
マリアンヌはギアス使いだったの?アーニャは器として使われてるのかな…?C.C.元に戻ったし。