ナナリーにギアスをかけるのか、そこで思いとどまっているルルーシュ。ナナリーの思いまで捻じ曲げたら…。スザクとカレンの対決、アーニャとジェレミアの対決も開始。最終決戦だ。
ルルーシュとナナリーの会話も。藤堂もシンクーもヴィレッタもコーネリアも扇もロイドもニーナもラクシャータも玉城もみんなの持つ信念と心意気が会話につながっていた。ナナリーはダモクレスは憎しみの象徴になるという言葉を聞き、ルルーシュもその覚悟を感じ取ったのかギアスを発動しダモクレスのカギを奪い取った。ジェレミアはアーニャを倒したがアーニャの記憶がない言葉を聞き…、カレンとスザクの戦いほとんど相打ちでカレンの勝利。スザクはルルーシュのギアスの効力を持ってしても負けたのか。ルルーシュはナナリーの悪魔でいたままその場から去っていった。ダモクレスの鍵を持ち、世界に対して勝利宣言。
その2か月後、スザクは死んでしまったのだな。これでルルーシュは完全に世界の敵となった。ロイドやセシル、ニーナはルルーシュの言う通り裏切ったのだがここまでするのか…。抵抗勢力の処刑を前に現れたのはゼロ!?ジェレミアも見逃しているところを見ると何か思惑があるのか?ルルーシュはスザクに対して自分を殺してほしいと言っていた。まずスザクは生きていた、そして彼をゼロにしてルルーシュを殺させることによって憎しみの連鎖を断ち切るつもりだったのだ。
それがゼロレクイエム。世界の敵になったルルーシュを殺害することによって、ゼロを神格化している黒の騎士団やギアスにかけられたシュナイゼルはゼロについていくだろう。カレンの反応的に気づいていたのかも?人々の願いというギアスにかかるといったルルーシュ撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ…という名言の通り彼は撃たれる覚悟があって人々にギアスを撃っていたのだ。スザクはもうゼロとして生きる、正義の味方として生きるしかない。枢木スザクとして生きていけないそのギアスを彼は背負っていく。ナナリーはルルーシュの真意を理解し、彼の死に涙を流した。世界の敵となり、世界を壊し、そして見事彼は自らの死をもって世界を作り変えた。カレンの言う通り世界は少しマシになった。憎しみや悪事はルルーシュに押し付けられ、飢餓や貧困に目を向ける世界となった。カレンお母さんと一緒に住んでるのいいなあ。扇首相になってて草。アーニャとジェレミアなんか仲良く農業やってるのほほえましいな。過去にとらわれずみな活きていけるような世界になったのだ。C.C.はどこに向かおうとするのだろう、ギアスの力は孤独にする…そう呟きながらもルルーシュに向かって少し違うかとほほ笑んだC.C.。ルルーシュは確かに世界の敵になったが孤独で終わったことはなかった。黒の騎士団の一部、カレン、ナナリー、ジェレミア…ルルーシュを知っている人たちはきっと彼が行ったゼロレクイエムを自分なりに理解し彼を想う時間もできているはずだ。
最後にかけたギアスはナナリーに、最後にギアスを受け取ったのはスザク。結局この物語は妹と親友の物語だったのだ。見どころとしてはナナリーの思いとその覚悟を理解して彼女にギアスをかけた兄・ルルーシュ。そしてそれに一瞬でも抗ったナナリー。様々なキャラクターが思いを吐露する場面、スザクとカレンの対戦、ジェレミアがアーニャのギアスに気付きキャンセラーを使ったこと、戦争が終わり世界に勝利宣言をするルルーシュ。人々の願いというギアスにかかる死ぬ覚悟を決め、親友スザクに正義の味方・ゼロとして生きるギアスをかけ、それを受け取ったスザク。その後、ルルーシュの真意を読み取り、彼の今までやってきたことを理解し、ルルーシュに愛していると告げ、泣きじゃくる妹。お兄様だけで良かったのにと泣いたその演技は声優・名塚佳織が本当に泣いてしまいその演技に周りがもらい泣きする程。
ルルーシュが死んだあとのカレンや扇、生徒会面々、黒の騎士団などが平和に生きている様子。ジェレミア(オレンジ)がオレンジ畑をアーニャと共に経営していること、最後に空にいるルルーシュに向かってギアスを使うものは孤独となると思っていたが少し違うかもなと語りかけまたどこかに向かうC.C.。見どころ満載の最終回だった。最高のアニメの一つとして永遠に語り継がれてほしい。
オレンジがオレンジを
カレンVSスザク、ナナリーVSルルーシュ。色々な思いを戦わせるさすが最終回的演出。
ギアスも相当だけどダモクレスもヤバイよね…ルルーシュもついにナナリーにギアスをかけてダモクレスの鍵を奪った。直前まで抗っても素直に渡してしまう、あらためてギアスの力の怖さを感じる。
スザク、あのバトルで死んでしまったんか…と思ったけどまさかの「ゼロ」としての登場…これがゼロ・レクイエムの全貌だったのか…!ゼロ(スザク)に刺されて死ぬルルーシュがなんともせつなく美しい…ナナリーの嗚咽もせつない。
しんみりしていたのにオレンジ畑はちと笑ってしまったw
最後の語り手がカレンで有った点は印象的。彼女もルルーシュと同じく「大切な人が平和に暮らせる世界」を目指した訳だから、ルルーシュが居なくなった後の世界がどうなったのか語るのはやはり彼女以外には居ない
結局の所、ゼロレクイエムってそれ程意味のある行為ではないんだよね。新しい政治システムを示した訳ではないし誰かを幸福にした訳でもない。
憎しみや嫌悪の蔓延でどうしようもなくなっていた世界をリセットし再び明日に向かって進めるように、自分が世界全てに対する悪となりそれが別の正義によって取り除かれる舞台を演出する必要があったというだけ。自身が死んだ後への差配はシュナイゼルに仕込んだ「ゼロに従え」しか無い
なら、世界を滅茶苦茶にしておいてその後は全て人任せで無責任かと言えばそうではなく、リセットされた世界で人々がギアスによってではなくそれぞれの意思で明日に進んで欲しいというルルーシュのささやかな願いが前面に出たんだろうと思える
そんな願いを人々に託せたのもナナリーとスザクが居た点は大きいのだろうな
当初はナナリーにギアスを掛けたら自分の信念が揺らいでしまうと躊躇していたが、ナナリーが自身と同じ覚悟と願いを示した事でギアスを掛けたルルーシュ。この瞬間にルルーシュの中でナナリーは庇護する対称ではなく、敵としてギアスを掛けるに値する存在であり同時に後世を託すに値する者と認識したのかな
スイッチの受け渡しの後、舞台を降りたルルーシュと降りられず置いてかれたナナリー。その後の二人の立場を比喩するようなシーンにも思える
ゼロレクイエムの後の世界はカレンに言わせれば「マシになった」程度で問題は多そう。
そんな世界でスザクが名と顔を捨て生きることが罰なら、ナナリーの最愛の兄の居ない世界で生きる事もフレイヤを使った罰なのかも知れない
それでもナナリーはルルーシュの記憶を見たからこそ、兄が居ない世界でも責任ある立場から逃げようとはしないんだろうな
ルルーシュが掲げた幾つかの願い。ナナリーが平和に暮らせる世界はナナリーが覚悟を示した事で自分が叶えなくても良いと知り、再び生徒会を集めるのは多くが死んでしまったから不可能。なら3つ目のC.C.が笑って死ねるようにとの願いは叶ったのかな?その点はまだはっきりと判らない。
けれど、本当に良い作品を見られたように思う。スタッフの皆様には心から感謝したい
こうなるとは全く予想していなかった。「ゼロレクイエム」の意味がようやく分かった。
ナナリーもすべての憎しみを自分に集めようとしていた。だからこそギアスをかけた。やっぱり兄弟だな。
なぜシュナイゼルにルルーシュでなくゼロに従えと命じたのか疑問に思っていたがそういうことだったのか。
ここまでのコードギアスに対する評価がガラっと変わる最終回だった。
本当にオレンジ畑で働くのねw
みんな幸せで。全ての憎しみをルルーシュに集めて。
残酷だったがルルーシュの死というものはとても美しかった。
とても楽しく鑑賞できたアニメ。
このアニメによって自分のロボットアニメに対する思いも変わった。
このサイトで詳しく考察をされている方と私と別の面白い視点で見ている方のコメントがとても参考になりました。この場を借りて御礼申し上げます。
追記 見終わってからというものずっとこの作品のことを考えている。何度考えてみてもこういう終わりしかなかった。
それと3期おめでとう!そしてEUが舞台の「亡国のアキト」もあるとか。EUは誰も登場することなく分断されていったからそこまでの過程を観れるのはとてもうれしい。
おもしろかった!
エンディングにも満足かなー
続編出てほしい(´・ω・`)
すべてを背負うつもりか・・・
すごい結末だ
ありがとギアス!
全て背負って死に、スザクに全部責任を負わせるまでが計画だったのかぁ。
泣いた いい最終回だった
ええ、終わり!?
何これ泣いたんですけど💢💢
ナナリーがルルーシュの手を握って全てを知り(?)、泣き叫んで離れなかった姿を見て涙が止まらなかった。
1話ずつ記録するのちょっとダルい…。R2見終わった。ナナリー生きてた。見るの久しぶりすぎて色々忘れてた。