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    みんなの感想

    第1部を全部やるのかと思ったがそうではなかった。丁寧で良い。
    マキマの声が意外に静か。
    リアル調の? 画作りが原作の淡白な画風によるシュール感と似たものを上手く醸し出している様に感じる。
    臓器も銃も金次第、勝てばよかろう夢バトル。なんと資本主義的で新自由主義的。ここまでだとまだ判明しないが、チェンソーマンの世界観(設定)は実は悪魔がいるというだけではなくなかなか過激で面白い。デンジの「普通の生活」の水準が徐々に上昇していくのも正に消費社会のイコンである。
    マキマの迫力だけでなくコベニの四課っぽさ(まともじゃなさ)がよく描かれてた第9話が特に印象的か。

    芝居も細かくはあるが少々演出意図がズレていると感じる部分もある。
    例えば岸辺がパワーの上からの槍を受けるシーン(第10話)、原作では視認→刺されない為に破壊、という流れだがアニメでは避けた後に破壊、となっておりやや無駄に見える。
    忘れたが他にも気になった箇所があったはず。
    とはいえ直後のデンジへの後ろ回し蹴りは原作では突然繰り出されるものの、アニメでは岸辺の前にデンジの影が映るカットがあり、それを見て冷静に対処した事が仄めかされている。
    気合が入っている事は間違いないだろう。

    原作読んでるしその映像化としてなら悪くないとは思うけどメディアの過熱ぶりとか持ち上げ方が空転してて結果的に作品というより作品を取り巻く空気感を寒く感じるという何か不遇な印象だけが残った。

    父親の借金を返すためヤクザにデビルハンターとして雇われるデンジ
    父親が死んだ日に出会ったポチタと一緒に暮らす
    ある日ヤクザに呼び出され倉庫に行くと、力を欲しがったヤクザはゾンビの悪魔と契約していた
    ゾンビの悪魔はデビルハンターを嫌い、バラバラにして殺せと手下のゾンビに命令する
    後ろから刺されたデンジとポチタは殺され、バラバラにされてゴミ箱に捨てられる
    死んだデンジから流れた血が偶然ポチタの口に入り、回想する

    自分が死んだらポチタだけが心配だ
    人の体を乗っ取れる悪魔もいるらしいから、俺が死んだら乗っ取って普通に生きて普通に死ぬという夢を叶えてくれ

    ポチタは「私はデンジの夢の話を聞くのが好きだったんだ これからも君の夢を見せてくれ」といい、デンジの心臓になる

    チェンソーマンになったデンジはゾンビを皆殺し
    朝になると公安のデビルハンターマキナがやってくる
    君は変わったにおいがするね、人間でも悪魔でもない
    選択肢は2つ、私に悪魔として殺されるか人として買われるか

    朝ごはんを聞いたデンジは「最高じゃないですか」と言う

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