サービス開始日: 2025-10-21 (181日目)
本当に素晴らしすぎる
この作品は終始主人公であるはじめを通して「ヒーローとはなんなのか」という至極根源的な問題提起を行う。
一見悪役に見えるカッツェもその問題提起のための舞台装置として働く。
登場するのはガッチャマンの証である「NOTE」と誰でも利用できるSNSである種の共産主義的な思想を孕む「GALAX」の二つのシステムであり、両者は全体を通して"個と全体"という対比構造を一貫して取っている。
例えば以下の2点が分かりやすい描写である。
まずトンネルの落盤事故では少数精鋭であるガッチャマン個々人では対応できず、途中から現れた累にGALAXシステムによって解決される。
次にカッツェの市民煽動による電脳システム(?)クラウズの暴走である。これは集団心理を前提として動いていたGALAXシステムにおいて致命的な事件であり、この暴走はガッチャマンらによって対処されている。
最終的に「一部の力を持った者」と「人間全体」というヒーローの在り方を問う分立は両者を組み合わせたシステムへと昇華され折衷案となる。
11話ラストや12話中盤のはじめの左右両ポケットにガッチャマンNOTEとGALAXシステムが搭載されたスマホがそれぞれ入れられていたことが二つのシステムの共生のメタファーであるとも捉えることができる。
今までのヒーローの在り方を真正面から問うてくる非常に爽快な作品だった
2話時点ではあるが何がやりたいのかまだ一向に見えてこない
こういう演出ってある程度方向性を持たせた上で加えると映像上での魅力も上がるとは思うけど未だ何がやりたいのか不明な状態でこんなにも抽象的な演出を各所に散りばめ、詰め込まれると余計分かりにくくなるからもう少し自重した方がいいと思う
まあこういう作品のテーマが初手でわかることが少ないのは理解しているがあまりにもやりすぎ