菫子さんのデカケツ +5000万点
現在の菫子さんを形成するに至った書籍姫との出会いと、次回の姫魚よるむん主軸のエピソードの前フリ。原作では「菫子さんもまた怪異(書籍姫)に関わる存在だった」っていうのはかなり重要なポイント・伏線で、後の猫の王の事件でも重要になるんだが、アニメ版はどうなるやら。
それはさておき、未成年を働かすのはなんかの法に触れそう。
いつもより筆が乗ったのでnoteにお気持ち長文を書きました。よかったらみんなよんでね。
テスラの干渉による体制の崩壊を危惧して、ハガ一行は地下ダンジョンの地下1000階(!?)に強制転送。スペクト◯ルタワーかな。
「禁則処理がされてない!文字化け!誤訳!誤字脱字!全角でレイアウトに収まってない!!」で大爆笑。わかるよ、禁則処理と誤訳にはモヤモヤしちゃうよね。
次回で最終回なんだろうけど、ハガの前にはレイドボス、アキラたちはカジノに足止め、そもそもここは地下1000階。この状況からあと24分で一区切りつけられる気がしないんですけど。
※DVDでは湯気が消えます
ゲーデルはKILLコマンドにより死亡。NPCに感情移入してしまうハガの気持ちも、NPCをプログラムと割り切りリスク対応を優先するアキラの判断も理解できてしまうだけに誰も責められないビターな幕引きだったなあ。
サイ王国は平和で、エンタメイションのデバッガーも話は通じそうだけど、この国にも闇が隠れてるのかしら。
「フリーカメラモードになったらもう肉体は操作できない」「フリーカメラモードは他人には解除できない」って開発途中の仕様とは言え杜撰すぎんか?普通のゲームならどんな状態でも操作できるメニューとかあるでしょ。
「ゲーデルに同情して衝動的に救済しただけで悪意はなかった」パターンかぁ…でもゲーデルに力を与えた時の描写をみるに、ヤマナカにも「デバッグ権限でどれだけ遊べるんだろう?」って好奇心があったように思えるなあ。
テスラの対応が四角四面過ぎる。コイツ本当に「KSOが正常になりさえすれば他のことはどうでもいい」らしいな。ニコラともども全然好意が持てん。フリーカメラから戻れない本人の前でストーン喰うの、あまりにも人の心がなさすぎる。
肉体への帰還手段を失ったヤマナカ。悲しきモンスターと化したゲーデル。どうあがいてもハッピーエンドは迎えられそうにない最悪の状況だが、救いは…次回きっとあるよね?
「モラヴィ集落って日本語変じゃね?」って思ってたらハガが突っ込んでくれて安心した。
この調子だと、ゲーデルと、彼に力を与えた「ヤマナカ」絡みの事件を解決して終わりかな。
あんなガキにスーパーパワー与えたら結果は火を見るより明らかだろうけど、ヤマナカはそれを承知でゲーデルにパワーを授けた愉快犯なのか、それともただゲーデルに同情して衝動的に救済しただけで悪意はなかったパターンか、どっちかな。
ていうかデバッガーの力ってNPCにまで及ぶのか。すげーな。
NPCは蘇生しても初期状態に戻るだけ。ニコラは村人で戦える作りにはなってない。あの黒騎士もデバッガー。今回はわかりきった展開で面白くはなかった。次回に期待。
アソビングのクズたちがフリーズした理由がいまいちよくわからなかった。ハガの説明を聞く限りだと、今はフリーズしていたとしても、そのうち「読み込まれて」復活できそうなもんだが。
アソビングの面々に碌な掘り下げがなく、最後まで「極限状況下でイカれちゃった」ぐらいの説明しかなかったので、倒してもあまりカタルシスがなかったのが残念だった。みんな揃ってあんなクズに堕ちるもんかね?ただ天野との会話を聞くと、KSOの異常が起きる前からクズだったっぽいし、まともな奴はアソビングから抜けて、クズだけが残って働いてたってことかな。
アソビングの面々は社長以外全滅して物語は一区切り。後半はどうなるのかしら。
キングスシーカーオンラインって未来のいわゆる「フルダイブ」型ゲームらしいけど、それにしては新しいマップ(城)をいちいち読み込んだり、敵がいっぱい出てきて処理落ちしたりと前時代的だなあ。それと処理落ちしたら自キャラも遅くなって結局状況は変わらないと思うんですけど(凡推理)。
社長にも望郷の念があった。そりゃチートプレイなんて最初は楽しいだろうけどすぐ飽きそうだしそう思うのは仕方ない。
どう見てもケツワープとパンチ加速が元ネタです。本当にありがとうございました。
グリッチ利用や、ゲームシステムを使って「クエストを起こすことで相手(アソビング)の城に忍び込む」「メインクエストの挙動を利用する」というアイデアは、「ここがゲームの世界である」ことを強く実感させてくれたし、他のオンラインゲームものとしっかり差別化していて膝を打った。
「アバウトな仕様書」「国内じゃ到底できない海外向けの仕様」などのクリエイター目線の会話もクスりと笑える清涼剤になっていてグッド。日本語音声が歯抜けになってるってことは、キングスシーカーオンラインって海外メーカー主導だったりすんのかな。
「MMDでよく見るやつ〜!」って笑ってられたのも束の間、ルーの死に様に絶句。
少しでも創作を経験し「ファン」の存在の重さを知る者として、アソビングのデバッガーたちが天野に行った所業は本当に許せなかった。あそこまで作者を慕ってくれたファンを目前で殺すとか創作者なら誰でもブチ切れるわ。
それはそれとしてキングスシーカーオンライン、結構ゴア表現あるタイプのゲームか。原神とかみたいに「なんか光になって消える」ぐらいの表現を想像してたので、余計ルーの死に様はキツかった。
大筋としては「神に懐疑を抱いた者は飢餓同盟に堕ちる。だから飢餓同盟はアドニスを同盟に招いた」「飢餓同盟は神と、この世界への反逆を通して神に懐疑を問おうとしている」ってことなんだろうけど、ディテールは相も変わらず全っ然わからん!!剣ってなんだよ!!
そしてベネディクティンとの別れはやらずに物語は2クール目に続く。いやそこは後1話使ってベネディクティンとの別れをやってくれよ。
蒼穹のファフナーに出てきた「No Where(なにもない)」と「Now here(ここにいる)」の言葉遊びは本作が初出です。ここテストに出ますよ。
「街を出るなら『変化できる』人間になれなきゃアカンよ。変化を恐れちゃダメだよ」って話なんだろうけど…だろうけど!もう!専門用語の洪水を!浴びせるのはやめて!!(死に体)
アドニス編はアニメになっても意味不明。神は要するに「アドニスが法(テーマ)に懐疑を抱くのも織り込み済み、お前は想定内の存在でしかないよ」って言いたかったのは辛うじてわかったけども…。
ティトに続きキールを狂わせたことで嫌な方向に吹っ切れちゃったアドニス、痛々しくて見てられない。そりゃ「旅の呪いを宿す!『試練』とか言って俺を試す!ティトとキールを狂わせる!神は俺に何をさせたいんや!!」ってなるわ。俺もそーする。
それはそれとして脳内のジャガーが「ぜんぜんわからん!」と悲鳴を上げる。「空(くう)」はともかく「神の樹」関連は当時も理解が及ばないまま読んでたなあ。
シェリー姫!そんな娘もいたなあ…原作のここら辺の展開、全く覚えとらん。カタコーム戦役生き残り組の友情好きなんだが、もうちょい見せてもらえないかな。
アドニスもまた旅の呪いを受けてこの世界に懐疑を持っており、だからベルに通じ合うものを感じていた。その懐疑が彼を狂わせていくことまでは覚えてるんだが。
そしてまたまた増える専門用語「試す者・エグザミナー」「魔(ニドホッグ)」。ガイダンスくん、ベルだけじゃなく画面の前で困惑する視聴者も助けてくれんか?
大筋はまあ分かるものの、「原作未読者、ついてこれてんのかな…」と心配になってしまう描写不足感。
特にティツィアーノ関連は、原作・コミカライズにあったアドニスとティツィアーノの関係の描写をカットしたことと、いきなりキティが「癌種の剣」「疑神」とか固有名詞を増やしたせいでクライマックスなのにいまいち盛り上がらなくなっている。
正直、今後が心配。
ビッグバジェットのアニメには及ばないまでも、独特な剣楽についてはちゃんと表現できていてよかった。やっぱカタコームの戦いは素直に盛り上がれて楽しいなあ。あみっけはベテランだけあってベネットの性質の変遷をちゃんと表現てきていて素晴らしい演技。
ただ、コミカライズ版に倣ってアドニスとティツィアーノの繋がりはカタコームの剣楽の前に描写してほしかった。次回でやるかもだけど。