まるで未来のアニメを見ているようだった
各フレームをCGで作画し、それに手描きを加える
この手法のおかげで、アニメにおけるCG特有の違和感がなくなり見事に全体と調和していた
CGっぽいけどCGじゃない?いや、超絶上手い絵か?
まさにそんな感じだった
ゆえに最初から最後まで神作画
今後のアニメーションに大きな影響を与える作品だと感じた
CGと手描きの融合
最近の中国なら喜んで模倣しそうな手法だと思った
で、でも、ソニー製だし ま いっかw
(本作で使われた技法をSony Animationは米特許庁に申請済み)
日本も中国並みにアニメ制作を金銭的援助でもしてゴリ押しして欲しい(国策)
もっと景気良くならないかなー
映画産業が発達しているアメリカはお金をふんだんに使えるのが羨ましい
そこから新しい技術が生まれてくるのだろう
CGを制するものはアニメを制す
そんな時代を予見させる映画だった
Saint Snowの「Believe again」。あのシーンが一番良かった。
梨子ちゃんが「~禁止!」って言ってたり、ボーヴォロ階段で再開したり、「Hop? Stop? Nonstop!」で階段に丸い物が跳ねているように見えたり。
オマージュなのか、ただの勘違いなのか。多々既視感を感じられるシーンがあった。
あと冒頭の白いマンホールが、白塗りにされた例の物を彷彿させるなぁと邪推しウケた。
「Believe again」をもう一度見に行きたい。
冬の演出が非常に効いててよかった。
冬の空気感というか冬ならではの現象?あるある?が随所に散りばめられており、
うーん、・・・エモいんじゃ^~(^p^)
あとED曲が良かった(OPも良いケド)。EDの背景がとても綺麗(巧い)
全編を通して「冬」というアニメはあんまり観たことがなかった気がする。
(そもそも全編冬というのがチョットだけ珍しい。更に自分が好きなジャンルで…となると結構限られてくる。)
故に新鮮な気持ちで毎話観れたのが良かった。
個人的に総評すると、「冬の情趣に富んだ良アニメ」かな。
あと、ずっと冬だったおかげで最後の桜が映えて良かったね、と思う。
ただキャラやモノの重心がおかしい…おかしくない?というシーンが幾つかあった。
が、求めていたのはそこじゃないので然程気にする事でもない。
P.S. OP・ED・劇伴の全てをたった一人で手掛けたというのが・・・(その上どれも良い)
いやー、やなぎなぎさん、すごいねぇ。感服!(´∀`)