潰れかけの遊園地を、神託を受けた主人公が立て直していく話。
まず思ったのが、立て直しがメインってよりかは、立て直しをしていく中で生まれるドラマを描く作品であるということ。であるから、オンボロ遊園地をどういう策略で立て直していくのか興味があった自分にはあまり刺さらなかったかな。
それと、全部がダメで従業員も全然いなくて大赤字な遊園地かと思えば、普通に使える巨大プールはあるし、従業員は結構いるし、それで以って人不足を嘆いての求人…。この現状で来園30円キャンペーンをやっていて、給料のことを考えてるのか最後まで甚だ疑問だった。原作とはかなりスケジュールが違うそうだし(確か2週間)、あまり考えていない線が濃厚かも。
ともあれ、終盤はモグラたちが何でもするし、復興部分は難あれど、来場者を達成する為の主人公の努力はとても良かった。主人公がただの頭のいい高校生で、なぜ書類や経営関連まで出来るのかはフィクションということで飲み込もうと思うけど、皆キャラも立ってるし、笑えるシーンや終盤の皆で協力するシーンなんかは見所ではある。クソガキ3人が最後の来場者になったのクソ笑った。