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とても良い

魚の形は良いと言っていた鬼夜叉。そして舞を見せてくれとそんじょそこらの人に言いまくっていた。いいものを見たいと言っていたがその人の舞を見ても何も感じなかった。前のあれは何だったのか、しかしまた明日も来ると言っていた鬼夜叉やコガネ、石也。明日もその女性の元に行き舞を見せてくれたり、鬼夜叉たちが舞をやってみたりした。しかし、一度もあの感覚を取り戻せずにいた、あの良い感覚はどうやっても何をやっても見れなかった。彼女の元に何回も行く鬼夜叉、彼女のあの舞をもう一度見たいと何度も言う彼女は、私に名は何もない、なぜ舞うか人として生きるため、芸人にはそれしかない。
あんたには体があるじゃないかと彼女は咳き込みながらそう言った。彼女は一度でも将軍様の前で踊れたら、一輪でいい私にそんな花があったならと絶望した彼女、彼女は舞った。舞い続けた。
それを隠れてみる鬼夜叉は驚愕の表情で固まっていた。鬼夜叉は父上である観阿弥に舞について初めて褒められた。石也と共にあの彼女の元に団子を届けて再び会いに行こうとしたら、彼女は白拍子の舞わせた対価として観阿弥からお金を払っており、顔色が良く団子も食べており舞も変わってしまった。鬼夜叉は激昂し白拍子から金を奪って逃走した。そしてその銭を父親にぶつけ、彼女は何も持たないからよかったのだと父上に初めて楯突いた。そして父親に芸には対価を払えと怒鳴られた。そして倉庫に閉じ込められた鬼やさやの元にコガネが。何をしに来たかと問うと白拍子の彼女は亡くなっていた。体さえ失くしてしまった、私はどうすればよいのかと泣いた。彼女は一輪の花を咲かせることはできなかった。ならば鬼夜叉は私が見ていたあなたの舞を、私の体を使ってあなたの代わりに。
向こうであなたの願いが叶いますようにと鬼夜叉は動かなくなった彼女の前で舞って見せた。しかし、感情がぐちゃぐちゃな鬼夜叉はこんな気持ちを抱えるしかないときに人は舞うのか、と彼は自分なりの答えを出して民衆と共に舞い始めた。鬼夜叉は進化したに違いない、彼の次の舞が楽しみになった



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