夢の映像化、ねいるの秘書の田辺美咲がアカと裏アカと接触していたり、「死の誘惑」の真相の存在が言及されていたりと物語の核となりそうな描写がいくつかあった。
てっきり小糸の死の真相に収束する物語だと思っていたけれど、それも含めた少女の「死の誘惑」に行きつきそうなのかな?
コトブキの死すら厭わず研究に没頭した姿やその果ての身体をねいるの手で終わらせて欲しいという願いが伝えていたのは、社会の歯車となりやつれ切ったような大人の姿とは正反対の子どものように、好きなことを何でもめいいっぱい満喫し打ち込んで一度きりの人生を自由に思いのままに最大限生きることと受け止めた。