ぼっちちゃんが捨てたはずの文化祭のステージ申込用紙をわざと提出した喜多ちゃんに涙が出てきてしまった...、喜多ちゃんはぼっちちゃんの引っ込み思案なとこを知ってるからきっと後押しをせずにはいられなかったんだと思う。
それに何よりも喜多ちゃんにとってぼっちちゃんは憧れの存在で、だからもっとみんなにそのすごさを知って欲しくて、ぼっちちゃんが輝く姿を見たいんだと思う。
自分一人じゃ自分自身を抑え込んでしまうぼっちちゃんだけど、本当はすごい頑張っていて、それを誰かに見せたい気持ちもある。そんなとこを喜多ちゃんみたいに分かってくれる人がいて、あと一歩の勇気を後押ししてくれるのがすごく嬉しくて嬉しくて...なんか涙が出てくる。ちゃんと自分のことを見つけてくれる人がいる、本当は頭の中で色々考えてるんだよってことを感じ取ってくれる人がいるってことは、ぼっちちゃんに感情移入しちゃうと本当に光のようなことに思えてしまう。
ぼっちちゃんが文化祭に出るか出まいかの葛藤、目立ちたい気持ちとでも怖い気持ちのせめぎ合いに揺れながら、結局は最後の勇気が出なくてステージの申し込み用紙を捨ててしまう。だけど、きくりさんのライブを見て、やっぱりバンドってカッコ良い...って再確認できて自分もステージに立つ勇気を貰える展開はとても素敵。ぼっちちゃんは自分を信じることさええできれば、きっとどんな舞台だって立てるような気がする。